INTERVIEW

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Spangle call Lilli line "ghost is dead" 発売記念対談 藤枝憲(Spangle call Lilli line)×長田カーティス(indigo la End)

  • 2015.11.25
Spangle call Lilli line "ghost is dead" 発売記念対談
藤枝憲(Spangle call Lilli line)×長田カーティス(indigo la End)

Interview&Text : 金子厚武
Photo:笹原清明


11月11日に5年ぶりの新作『ghost is dead』を発表したSpangle call Lilli line(以下、スパングル)の藤枝憲と、今や日本のギターロックシーンを代表するバンドのひとつとなったindigo la End(以下、インディゴ)の長田カーティスの対談が実現。バンドのフロントマンである川谷絵音と共に、長田は昔からスパングルの大ファンだったとのこと。共にギタリストでもある両者の対談は、スパングルの特異な遺伝子が下の世代にも確かに受け継がれていることを証明するものとなった。

―― 長田くんはいつ頃からスパングルを聴いてるんですか?

長田 インディゴが始まったのは5年前くらいなんですけど、バンドを組んですぐの頃に絵音くんに「これ聴きなよ」ってCDを渡されたのが初めてで、そこからどっぷり聴き続けてます。ジャンルで分けるとポストロックっていうことになると思うんですけど、ポップな感じを忘れないというか、ちゃんと歌を聴かせて、でも演奏はすごい凝ってて、これは参考になるなって思ってずっと聴いてました。

藤枝 インディゴってまだ5年なんですね。もっと長いと思ってた。ペース的には毎年CDを出してるみたいな感じですよね?

長田 曲ばっかり作ってますね。

藤枝 こっちは5年間何もやってないのに(笑)。

―― インディゴはこの5年間でメンバーもだいぶ変わってますよね。

長田 変わってますね。この間何となくインディゴのウィキを見てたら、今「第7期」って書いてありました(笑)

藤枝 すげえ、5年で7期! 変わってないメンバーは誰なんですか?

長田 僕と絵音くんだけです。

藤枝 この5年間でリズム隊がガヤガヤ変わったんだ。でも、それによって曲調も変わってきましたよね?

長田 そうですね。曲は意識的に変えるようにしてて、最近も全然毛色の違う感じを目指して作ってます。

藤枝 僕インディゴは結構最初の方から聴いてて、まず“緑の少女”のPVを見たんですよ。YouTubeをチャンネルでチェックするっていうことをやり始めた時期で、ちょうどスペシャのチャンネルを見てて。最初は僕好みな線の細い感じのギターバンドが出てきたなって思って。でも、ゲスと同じ人がやってるっていうのは一年前ぐらいまで知らなくて、メジャーデビューしたぐらいで知ったのかな。とにかく、僕ケンカ強そうなバンドが嫌いなんで(笑)、インディゴは線の細い、ナイーヴな感じだったから、すごい好感が持てたんです。もともとはどんな音楽を聴いてたんですか?

長田 JUDY AND MARYがすごく好きでした。

藤枝 ああ、JUDY AND MARYのギターはすごいですよね。結構絶妙というか、よく聴くとえげつないし、あの人のフォロワーっていないよな、ってずっと思ってるんですよね。

―― 初期のインディゴの裏メロを弾きまくるようなギタープレイは、JUDY AND MARYのTAKUYAさんに通じるところがありますよね。

長田 それは結構意識しました。あそこまで弾いてないですけど(笑)、初期は歌に対抗しようみたいな感じで、ひたすらギターソロを弾くっていうスタイルでずっとやってたんです。最近は意識的に音数を減らすようにしてるんですけど。

―― 今のリズム隊になってからは、いろんなパターンで彩りを添えるようなプレイになった印象があります。

長田 そうですね。ちゃんとリズム隊が定まったので、アレンジの幅がすごく広がって、そうなると僕別にそんなに弾かなくてもいいやって。なので、今は曲のアクセサリーみたいな感覚で、音数を減らす方向に行ってますね。

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―― 今回はギタリスト同士の対談ということで、ギタリストとしての藤枝さんにもフォーカスを当てたいのですが


藤枝 いやあ、僕最近全然ギター弾いてないですからね。まず、練習が嫌いです。

長田 気持ちはわかります(笑)

藤枝 上手い人たちは死ぬほどいるんで、そことは戦わないっていうか、弾かなくていいところは弾かないですね。一小節の中に8個音が鳴らせるスペースがあったら、あえて2個ぐらいにして、何かのフレーズになってしまわないようにしたいんです。タラリラリラって弾いちゃうと何かになっちゃうけど、ターラーだけだったら何にもなってない。なので、そのチョイスと置き場所っていうのをいつも考えてます。

―― それってすごくセンスが問われますよね。

藤枝 最初の頃は僕もすごい弾いてたんですよ。いかに相方(笹原清明)よりトラック数をたくさん弾くかっていう(笑)。でも、それがサード(『or』)でピークに達して、もうこういうのはやめようと。それからギターは味付け程度でいいやって思い始めて、それよりグルーヴがしっかりしてる音楽の方が気持ちいいと思ったんですよね。あとそのあたりからライブを極端にやらなくなったので、それも大きいですね。ライブ用に曲を作ってないので、そうなると音響で見せる方向に行くから、チョイスや配置などの空間が重要になるっていう。

―― さっきの長田くんの話からすると、インディゴもスパングル寄りになってきてるということですよね。

長田 ギターの感じはそうかもしれないです。僕もできるだけ音数を減らそうと思ってるので。

―― ギター2人の役割分担は明確ですよね。

長田 絵音くんは基本的にバッキングだけなので、そこにどう乗せていくかですね。

藤枝 バンドでアンサンブルをしていくときは、基本的に絵音くんは弾いてるんだ。

長田 そうです。最近そのバッキングがピアノに代わったりとかはあるんですけど。

藤枝 うちらは最近バッキングすら弾いてないですよ(笑)今回も新作をどういう感じで作ろうかっていう中で、「最近何聴いてる?」って話をしたら、FKA twigsとかで、まずギターバンドじゃない(笑)だから、バンドなんだけど、打ち込みっぽく聴こえる要素を少し増やしていったので、その時点でギターを弾くということに関してはくじけてる。「ギターロックをやろう」っていう発想じゃないから。その点インディゴはリズム隊がグイグイ行く方向に変わりましたよね。最初の頃はBPMも遅かったけど、今年出たアルバム(『幸せが溢れたら』)は全体的に速かったし。

長田 今のリズム隊が一番グイグイ行ってますね。昔はゆっくりな曲ばっかり作ってたので、途中でちょっと無理して速い曲ばっかり作ろうとしたんですけど、今はあんまり意識しなくても、そこそこ速い曲もできるようになりました。

藤枝 でも僕、初期のミドルテンポの曲が多いアルバムも好きだなあ。

―― テンポやアレンジは様々ですけど、両バンド共に歌が中心っていうのは共通点かと思います。

藤枝 ですね。うちのバンドはボーカルありきというか、ボーカルを一番聴いてもらいたいんで、ボーカルを聴かせるためだったら、別にギターを弾かなくてもいい。歌が入る瞬間に、ギター弾かなくなるんですよ(笑)

長田 Aメロ弾かない感じはすごいわかります。僕も基本的に弾かないので。

藤枝 うちはそれが最近行き過ぎて、アレンジしてる時にイントロからAメロに入った瞬間に全員楽器やめちゃうんですよ。ドラムまで止まろうとするから、「そこは止まんないで」って(笑)

―― 『ghost is dead』に関しては、どんなテーマがあったのでしょうか?

藤枝 今までで一番ミニマルで、空間がある感じになったと思います。インディゴもそうだし、ゲスはそれ以上だと思うんですけど、今って情報量の多い音楽が多いから、自分たちのポジション的には、その真逆に行かないと意味がないかなって。J-POPもアイドルもボカロも、全部情報量多いじゃないですか? それをとことん間引くことによって、すっきりしてるんだけど、立体感がある感じになればいいなって。SoundCloudをずっと流して、打ち込みメインでやってる人の曲とかを聴いてると、人の気配がないなって思うことが多くて、その気配みたいなものは残したかったので、それがコンセプトですね。存在感だけを残す。ギターを弾いてはいないんだけど、ギターの人はいるっていう(笑)

―― (笑)

藤枝 PORTISHEADのアルバムは、いつも僕ゴースト感を感じるんですよ。何かがぼんやりいるっていう。だから今回はジャケットも色味がないし、メロディーはキャッチーであってほしいんだけど、サウンド的にはポップなときのSCLLモードとは真逆ですね。

―― ネットで一分ぐらい聴いただけで曲の良し悪しを判断することが普通になってきて、その一分で聴き手を掴むための情報量が多い音楽が増えてきた。でも、その反対側を行ったと。

藤枝 さっきも言ったように、サードぐらいまでは僕らもめちゃめちゃトラック数多かったけど、そういうものとは違う距離感でやりたかったし、そのときにしかできない感じってあると思うんですよね。インディゴが5年の中でも変わってて、前半と後半でBPMが違うっていうのも、そのときにしかできないことだったと思うんです。僕らは「世の中こういう感じだからこうして行こう」って無理に自分たちを合わせるんじゃなくて、そのときどきで自分たちが聴きたい感じをやるのがいいかなって。

―― 情報量の多い音楽が一般的になってきた現代に対して、インディゴとして思うところはありますか?

長田 情報量が多いものというか、やっぱりみんな派手なものが好きなんですよね。僕らも意図的にそうしてる部分はあるんですけど、今レコーディングをしている音源に関しては、今までの僕らだったら考えられないくらい音数少ないです。まあ、とは言っても十分多いとは思うんですけど、曲によってはギターもアルペジオだけとか、そういうのをこれから先作っていきたいと思ってます。

藤枝 インディゴの世界観ってちょっと小説っぽいというか、物語っぽい感じがあると思ってて、一枚聴き終ると、いいストーリーを味わったような感じがするんですよね。初期の頃は、それがすごくディープだったと思うんだけど。

長田 ディープですよね(笑)。自分のバンドの曲だけど、詞を理解するのに時間がかかりました。

藤枝 ドープだよね。だいぶ屈折してる(笑)

長田 ちゃんと表に出さない感じがすごいというか、隠して隠して、「わかってくれるよね?」って感じだったと思います。最近はもっとわかりやすくしてると思うんですけど。

藤枝 今年出たアルバムは曲調的にも結構わかりやすくなってましたよね。言葉の選び方もキャッチーだったし。

長田 演奏も最初はもっと単純にして、いわゆる歌ものをイメージしてたんです。だから、基本的には曲も詞も結構シンプルなんですけど、作りながら結果的にどんどん音数が増えて行っちゃったっていう(笑)

―― 当時のインタビューで言ってたのは、最初は山下達郎さんとかを意識してたけど、作ってるうちに……。

長田 元のインディゴに戻っちゃいました(笑)。でも、リズム隊が定まってからはそのバランスがかなり良くなったと思うので、次の作品はすごくいいものになると思います。

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―― 今日はお二人にそれぞれの視点でアルバムを3枚ずつ選んでもらってます。まず長田くんは、どういう視点で選んだんですか?

長田 僕自分から「これが聴きたい」って聴くことがあんまりなくて、レコーディングのときとかに、自分に足りないものを入れるために、目指すものを聴くって感じなんです。今日持ってきたのはそういう意味で最近よく聴いてた3枚ですね。

―― まずは東京事変の『大人』。
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長田 僕長岡さんのギターすごい好きで、あの人って間が上手いじゃないですか?

藤枝 いや、もう全部上手い(笑)

長田 そうなんですけど(笑)、間があんなにあって、それでもちゃんと耳に残るのがすごいなって。僕は音数が多くなっちゃうんで、参考に聴いてました。

藤枝 東京事変はバンド形態のJ-POPで一番ゴッドな感じっていうか、付け入る隙がないですよね。あのギターのしなやかなさは手の届かない領域ですよね。

長田 あれをどうにか手に入れたいんですよね。

藤枝 ギターロックのバンドはもうちょっと直線的な感じが多いから、あのしなやかさを出すのはなかなか大変ですよね。いろんなグルーヴ感の音楽をやってきて、最終的にあのプレーにたどり着いたんじゃないかなって。ギターロックの直線的な、攻撃的な感じって、若い人はそれが気持ちいいんだと思うけど、僕ケンカ強い人嫌いなんで(笑)。でも、東京事変のギターはいいしなやかさがあるというか、セクシーですよね。

―― 続いて、Foalsの『Antidotes』。
Antidotes
藤枝 この頃は結構今の邦楽ギターロックのバンドっぽいよね? 今の日本のギターロックのリードギターの感じって、僕の中ではSPARTA LOCALSの真くん(伊東真一)がやり始めたイメージなんですけど、その感じがあるっていうか。

長田 僕この感じ弾くの結構苦手なんですけど、レコーディングでこういう感じのギター入れたらかっこいいだろうなって思っちゃったんで、これも勉強でずっと聴いてました。

―― ミニマルな、ポストロックっぽいフレージング?

長田 そうですね。ハーフミュート入れてみたり。

―― 最後がPeople In The Boxの『Citizen Soul』。
citizen soul
藤枝 ピープルって僕名前だけしか知らなくて。

長田 3ピースで、どちらかというと音数多い系ですね。このバンドは弦楽器の歌への絡み方がすごい上手いんですよ。特にこのアルバムが自分は一番グッと来て、ドラムとかすごい自由だし、拍もおかしいけど、でもカチッとするところはちゃんと合わせてくる。みんな別の拍を取りながら積み重ねていって、最後にガッと合う、その感じがかっこいいなって。3枚ともお勉強として最近ずっと聴いてました(笑)

―― では続いて、藤枝さんはどういう視点で3枚を選んだんですか?

藤枝 僕はインディゴにお勧めしたい3枚ですね。

―― 最初がManuel Bienvenuの『AMANUMA』です。
AMANUMA
藤枝 これ僕どんな人かよくわかってないんですけど、ベン・ワットの“north marine drive”のカバーをやってて、こういうのがインディゴのアルバムの真ん中あたりに入ってたら、すげえ萌えるなって。僕インディゴのメンズにハーモニーをやってほしいんです。

長田 歌は苦手なんですけど……頑張ります(笑)

―― 次がRay Barbee meets The Mattson 2のセルフタイトル作。
Ray Barbee meets The Mattson 2
藤枝 これはマッチョな感じではなくギターを弾くっていう意味で、さっきの事変の話にも近いんですけど、ちょっとジャズっぽくて、でも主張があって、カチッとしてないっていうか。この感じが入るとすげえよくなりそうだなって。

長田 最近ギターソロに必要以上にスウィープを入れるようにはしてます(笑)

藤枝 ライブの動画を見ると、ちょっとストリートっぽい感じで、トミー・ゲレロとかの雰囲気のジャズみたいな。直線的な、攻撃的なだけじゃないギターの感じとして、フレーズの参考になると思って。

―― 最後の一枚は邦楽で、Galileo Galileiの『PORTAL』。
PORTAL
藤枝 ガリレオすごい好きなんですよ。シンセの入れ方もいいし、あとミドルテンポの曲がすげえいいんです。

長田 一回だけ対バンしたことあって、そのときもミドルテンポなんだけどしっかりしてるなって思いました。

藤枝 そう、グルーヴはドシッとしてるんだけど、フワッと上に乗る音色とか、アンサンブルの感じがいい。あと何より物語的な世界観が底辺にあって、小説を読んだみたいな感じがして、そこがインディゴを聴いていいなって思った感じと近い。ほら、この人たちもケンカ弱そうでしょ?(笑) 邦楽の中だとここ5年くらいで一番いいですね。

―― ここ5年の両バンドの活動ペースは対極と言ってもいいと思うのですが、インディゴは今後の活動についてどんなビジョンを持っていますか?

長田 何も考えてないです(笑)。絵音くんは考えてるかもしれないけど、他のメンバーはとりあえず楽しいからやるっていう感じだと思います。絵音くんがちゃんと舵を取ってくれてるんで、他の3人はわりと無邪気にバンドをやってる感じですね。

―― 藤枝さんは今の長田くんと同じ27歳の頃はどんな感じでしたか?

藤枝 僕らも最初の頃は頑張って一年に一枚出してたし、まだ尖ってましたね。周りのバンドはクソだって、悪口ばっかり言ってました。でも、歳をとってだいぶ丸くなりました。40歳になった日の朝、ギター背負って家を出たときに、「これが職業だったらキツいな」って思いましたもん。周りの目が気になるようになるし、純粋に疲れるし(笑)。なので、インディゴにはすげえビッグになってもらって、それでもう一回対談してほしいです(笑)

長田 僕もこれをきっかけにインディゴのファンがスパングルを聴いてくれたら嬉しい。

藤枝 あんまり「このバンドのファンに聴いてもらいたい」っていうバンドが僕はパッと出てこないんですけど、そういうバンドに共通して言えるのは、ケンカが弱そう(笑)。友達になれそうかどうかが重要で、(長田は)Twitterが面白かったから、話しやすいだろうと思ったんですけど、でも意外と真面目な方なんだなって思いました。

長田 Twitterは仕事みたいな気持ちなので(笑)。書くこと思いついたら、一回メモに保存して、寝かせるんですよ。で、次の日にもう一回見て、NGじゃないと思ったら投稿するっていう。

藤枝 それは仕事だなあ(笑)

―― ネタばらししちゃって大丈夫ですか?(笑)

長田 大丈夫です(笑)。今はSNSで簡単に繋がれるから、Twitterからでも音楽を聴いてくれるといいなって。

藤枝 そういう意味では、だいぶいい仕事してますよね(笑)

―― この対談が実現するきっかけにもなったわけですもんね(笑)

SCLL_indigo_2
 -
  • 2015.11.11 On Sale
  • PECF-1128 / felicity cap-241
    [CD] ¥2,700 with tax

<TRACK LIST>

  • azure
  • echoes of S
  • ghost in a closet
  • escort & landing
  • feel uneasy
  • dawn draw near
  • iris
  • evoke
  • anthology of time
  • constellation
  • sogna
VIDEO


PROFILE
Spangle call Lilli lineスパングル・コール・リリ・ライン
Spangle call Lilli line 1998年結成。メンバーは大坪加奈、藤枝憲、笹原清明の3人。
今までに10枚のアルバム、2枚のシングル、3枚のライブアルバムと、ベストアルバム2枚をリリース。数々のコンピレーションアルバムなどにも参加。ボーカル大坪加奈による「NINI TOUNUMA」名義のソロや、藤枝&笹原による「点と線」名義でのリリース、国内外のアーティストの作品への参加など、サイドプロジェクト等も精力的に活動。

http://lilliline.com/
http://www.myspace.com/spanglecalllilliline
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<TRACK LIST>

  • azure
  • echoes of S
  • ghost in a closet
  • escort & landing
  • feel uneasy
  • dawn draw near
  • iris
  • evoke
  • anthology of time
  • constellation
  • sogna
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