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王舟スペシャルインタビュー、felicityオフィシャルサイトにて公開!

  • 2014.06.18
王舟「Wang」ができるまで vol.17月2日、ファーストアルバム「Wang」をリリースするSSW王舟のスペシャルインタビューがfelicityオフィシャルサイトにて公開されました。
アルバム発売の告知後、至る所で歓喜の声が上がり、その内容にも高い期待が寄せられている王舟。
新人とはいえ、キャリアは長く謎が多い王舟の、深い部分まで迫った初のロングインタビューとなります。
インタビュアーは松永良平氏。慣れ親しんだ阿佐ヶ谷Rojiでのインタビューの模様を、発売日までの3週間をかけ、徐々に紐解いて行きます。
まずは、王舟の原点に迫った第一弾をご覧下さい。第二弾は6月25日(水)、第三弾は7月2日(水)に公開予定です。

王舟「Wang」ができるまで vol.1
http://1fct.net/archives/7969


また、ファーストアルバム「Wang」より、本日からAmazonで「New Song」の無料配信、明日からはiTunesで「Thailand」先行配信が開始されます。

◆Amazon:http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=3077711836
◆iTunes:https://itunes.apple.com/jp/album/wang/id885343606




王舟「Wang」ができるまで

text : 松永良平

王舟と初めてちゃんと話したのはいつだったかを思い出してみると、それはわりと劇的な夜だった。
2011年の暮れ、SAKEROCKを脱退すると発表した田中馨(Hei Tanaka、ショピン)たちと阿佐ヶ谷の四文屋で飲んでいて、終電を迎えても飲み足りなそうな雰囲気だった馨くんが「Rojiに行きたい」と言い出した のだ。
もう閉店してもおかしくない時間帯だったが、Rojiの階段をのぼって、すこしだけ飲む時間をもらった。そのとき、すでにそこに先 客としていたのか、おなじような理由でRojiに立ち寄ったのか忘れてしまったけれど、王舟と同席でしばし酒を飲み交わすことになった(ほど なくして、これまたおなじような理由で三輪二郎も店に現れたのだが)。そして、「ちょっとの間」のつもりだったその時間は、結局、明け方まで 及んだと記憶している。気がついたら、田中馨と三輪二郎は床に寝転がっていた。
王舟とその夜、どういう話で盛り上がったのか、なぜかほとんど覚えていないが、ぼくは王舟のうわさを知っていた。中国人であるこ と。シンガー・ソングライターであること。八丁堀にある七針というライヴハウスでの活動から名前が知れ渡るようになった、何人かの気になるイ ンディー・ミュージシャンのひとりであること。トクマルシューゴも一目置く存在であること。そのトクマルシューゴ主宰のフェス 〈Tonofon Festival 2011〉に出演し、ほぼ無名の存在だったにもかかわらず物販のCD-Rが完売したらしいこと。
ところが、ちょっと神秘的とすら思わせる、そうしたうわさの数々に比して、その夜、じっさいにしゃべった王舟は、斜に構えるような ところがいっさいなく、人なつこく、無意味な話をして屈託なく楽しい、愛すべき酔っぱらいだった。また、そうした酒の席のゆらゆらふわふわと したムードに漂っていながら、それでいて、ちょっとした言葉の綾や、適当に流されてしまいそうな話をほったらかしにしない部分もあると知っ た。これは彼が日本に来てから何もわからない状態で日本語を覚えていった敬虔となにか関係しているのかもしれないし、いい加減なようでいて、 生まれ持ったまじめさを感じさせる性格というか、血筋みたいなもから来ていることなのかもしれない。
あるいはそれは、広い景色や空間に竿をぽつっと垂らして、なにか個人的なものを引き当てることができるような力なのだろうか。単な る集中力とか、すごい技術というのともなにか違う、極端な広さと極端な近さを兼ね備えた表現というのかな。大きな何かの歌でもあるようにも、 その歌を受けとった人にとってごく個人的に作用する歌のようにも聞こえてしまう。日本人離れというか、大陸的というか。王舟がときどき歌うカ ントリーっぽい歌が、サマになるのには、そういう秘密みたいな部分が作用しているんじゃないかなと思う。もちろん、CD-Rでしか世に出てい ないのに、もうずっと愛されているあの名曲「Thailand」もそう。

2011年の暮れの、あの晩に話したことで、覚えている数少ないことのひとつは、王舟がアルバムを作ろうとしていたということだっ た。試行錯誤ややり直し、中断などを経て、今、ようやく王舟のファースト・アルバムのためのインタビューをすることができる。
ききたいことはたくさんあるけど、まずはこの人なつこすぎる神秘の男、王舟の音楽的な生い立ちを紐解こうと思う。

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