“Grand M”
<TRACK LIST>
ハイランドを駆け抜ける、爽やかな風のように
透明さを湛えた素朴な清潔感に溢れヒューマンな魅力に富んだきらめくようなメロディ。
ハイランドを駆け抜ける爽やかな風のような旋律はエヴァーグリーンの魅力を示しています。
アレンジのさり気ない巧みさや少しハスキーな息遣いで伸びやかな歌声、感性のこぼれ落ちるような清冽なアコースティックの響きは新鮮で、パステル調の色彩に富んでいるハンドメイド感覚で生音を主体とした瑞々しい音作り。
どこか潤いを含んだようなメロディとそんなセンス、情感溢れる細やかなニュアンスを持ったナチュラルなポップスです。
時にファルセット混じりに歌ったりと、ヤングソウルな風情も随所に顔を出したり。
切なさと蒼さが交錯した、いなたさと洗練さのミックス具合はなかなか絶妙なブレンド感と言えるでしょう。
シンプルでありながらもどこか新人らしからぬ余裕みたいなものも感じられます。
空も飛べそうにウキウキするような、キャッチーで軽快なリズムの好ナンバーを満載した若々しいバンドサウンド。
優れた作曲能力と相反する、着の身着のまま青臭さの残るアマチュアらしさが彼らの魅力でもあります。
青春の甘酸っぱさ、キラキラと輝くようなフレーズと粒揃いのメロディで埋め尽くされた好作となりました。
フレッシュなのに人懐っこい。
ソウル風味がうっすら効いたネオアコースティックなサウンドを奏でる新星の誕生です!
日本のアーティスト* への造詣が深いグラスゴーのレジェンド、スティーヴン・パステル(The Pastels)との親交もアリ。
(* テニスコーツ、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、渚にて、等を積極的に紹介)
Kazuna hirose with ECHO は全曲のソングライティングを担当する広瀬和奏(vo, gt) が率いる5人編成バンド(結成は11年)。13年にリリースしたe.p「. 19′s trip」は一本のデモテープをきっかけに、グラスゴーの重鎮パステルズのスティーヴン・パステルと意気投合した事から、彼らの支援を受けレコーディングを敢行したもの。日本よりも先にスコットランド、UKデビューを飾ったという曰く付きの作品です。まだ大学生(全員中央大学生)のメンバーが手にしたニューウェーヴ・サウンドは、ちょとソウルフルなネオアコースティック・フレーヴァー。ネオアコの聖地、グラスゴーを経由していよいよファースト・アルバムの発売となります。
広瀬和奏は熱烈なサッカーファンで、5 歳からマンチェスターシティの熱狂的なサポーター。マンチェスター市に位置するチームの本拠地「ETIHAD STADIUM」でkazuna hirose with ECHO の楽曲がかかるなど英国人にも馴染み深く響く旋律が特徴です。
(L→R) Yuki Kawasaki(Dr.), Kazuna Hirose(Vo.Gt.), Takuya Endoh(Gt.), Ami Seino(Key.), Satoru Isobe(Ba.)
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