ショーン レノン&シャーロット・ケンプ・ミュールの二人組、THE GHOST OF A SABER TOOTH TIGER(THE GOASTT)。 4年ぶり待望のセカンド・アルバムはボーナス・ディスク付き二枚組の日本限定特別仕様!

ショーン レノンが自らの心髄にある60年代から70年代のサイケデリックロックをベースとして、ブライアン・ウィルソン等に影響された緻密ながらキャッチーなメロディを、そしてパートナーの天才モデル、シャーロット・ケンプ・ミュールと築いてきた文学性の高い、小説を思わせる歌詞世界を発揮して創り上げたいう新作「MIDNIGHT SUN」。彼曰く「生まれて初めての本当に『自信作』と呼べる物だ」と。ショーンとシャーロットの二人はリードシンガーの歌唱力を持ちながら、楽器演奏に於いてもドラム、ベース、ギター、ピアノ、キーボードと手に取るものは全て習得してしまうという驚異的な才能を持ち合わせ、その一方で創作的な努力を惜しまないパワーカップルと言えます。ほとんどを二人(一部にゲスト演奏者参加)で録音した今作「MIDNIGHT SUN」は、各曲がプロット、ライティング、カメラワーク、セッティング、全ての細部に亘り考え抜かれた絢爛豪華なヨーロッパ映画のような多彩な表現が含まれた演出力が素晴らしく、組み上げられた隙の無い構成力に併せてグルーヴの効いたノリの良いバランス感覚が印象的な作品となりました。

ミックスはMERCURY REV、MGMT、TAME IMPALAで知られるデイヴ・フリッドマンによるもの。二人の美意識に貫かれた音楽様式を表現したレコーディング、その膨大なトラック数を彼の手腕でまと め上げ、作品の緻密さが寸分も失われることないまま、臨場感に溢れて開かれた音像は見事な成果を示しています。

THE GOASTT (The Ghost of a Saber Tooth Tiger)はTHE FLAMING LIPS、TAME IMPALA、BECK等と もツアーを行い、非常に高い評価を得ました。日本のみとなるデラックスエディション、アメリカではライブ会場で限定販売されて大きな反響を得たEP(アナログ盤)が特別にボーナスディスクで付いた二枚組となります。

THE GHOST OF A SABER TOOTH TIGER (ザ・ゴースト・オブ・ア・セイバー・トゥース・タイガー)はショーンレノンとシャーロット・ケンプ・ミュールのデュエットバンド。
多彩なコード感とメロディー感、知的で洗練された歌詞が特徴。
デビュー以来、フレイミング・リップスやテイム・インパラとのツアーや、ジャン・クロード・ヴァニエとともにハリウッドボウルで演奏するなど、精力的に活動。これまでにアルバム『ACOUSTIC SESSIONS』、ビニール素材ＥＰ（ソノラマ）盤『La Carotte Bleue』をリリース。
ミュールはモデルとしても活躍しており、映画「Greetings from Tim Buckley」にも出演している。ミュージシャンとしては10代でフォークデュオ、「KEMP AND EDEN」としてシングルをリリース。
写真家としても活動し、CHIMERA MUSICのアーティスト写真は全部彼女が撮影、後処理をしたものである。