佐野元春主催『THIS! オルタナティブ 2017』に七尾旅人の出演が決定!
2017年、国内音楽シーンでの注目すべきトピックスだ。佐野元春主宰の音楽イベント『THIS! オルタナティブ 2017』が、2017年3月25日(土)、大阪フェスティバルホールで開催される。
アーティスト個人が主催する集合型イベント形式のライブ・コンサートが増えている中、90年代に佐野元春がキュレーターとなって開催したイベント『THIS!』(1996年~1998年)はその分野の先駆けだった。
イベント『THIS!』は、佐野元春が90年代後半に気鋭の新人アーティストを紹介したショーケース・イベントだ。当時デビューして間もない、Dragon Ash、エレファントカシマシ、the pillows、フィッシュマンズ、ソウル・フラワー・ユニオン、トライセラトップス、山崎まさよし、UA、小谷美紗子、そしてCoccoなどが出演した。
昨年、そのイベント『THIS!』が、東京国際フォーラムで18年ぶりに復活。18歳19歳選挙権を得た学生、社会人を無料で招き、中村一義、グレープヴァインと共にすばらしいパフォーマンスを展開した。
そのステージ上で、佐野元春はイベント『THIS!』を定期的に続けていくことを発表。その発言どおりに、今年2017年3月25日、大阪フェスティバルホールで『THIS! オルタナティブ 2017』が開催される運びとなった。
『THIS! オルタナティブ 2017』。注目すべき出演者は、佐野元春 & ザ・コヨーテバンドのほか、Gotch & The Good New Times、サニーデイ・サービス、カーネーション、中村一義、七尾旅人、という最高のラインナップ。国内屈指のロック表現者たちがここに集結する。
一級のキャリアと高い音楽性を持ち、表現者として共通する姿勢を持つ七組。ソングライティング、レコーディング、ライブ・パフォーマンス、そのいづれにも個性的かつ優れた才能を発揮する彼らの音楽は、世代を超えて確実に支持されている。
佐野元春が牽引してきた音楽が連なり、続いていく。自ら、音楽という“約束の橋”を世代を超えて架ける。継続することで見えてくるものもある。確信を得にくいこの困難な時代に、『THIS! オルタナティブ 2017』が示す姿勢は潔く、頼もしい。
最良の精神達の野合。ここから始まる新たな日本のロックのストーリーを目撃してほしい。