INTERVIEW

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おとぎ話『眺め』スペシャル座談会(後編)

  • 2018.06.20

おとぎ話"眺め"座談会(後編)

聞き手/おとぎ話1号
写真/タイコウクニヨシ

「おとぎ話の曲はもっと単純にしたいし、もっと普遍的にしていけたらいいなって」
おとぎ話『眺め』スペシャル座談会(後編)
おとぎ話が新境地を切り開いた待望のニューアルバム『眺め』がいよいよリリース! 
恒例となったおとぎ話メンバーによるスペシャル座談会の“後編”では、アルバムの後半部分をたっぷり解説! さらに、今後のバンドの方向性に関しても言及!!

■有馬「『眺め』の全曲ライブがあった時に、お客さんが『ふしぎソング』でメチャクチャ盛り上がってくれて」


07:『ふしぎソング』

― さて、6曲目は『ふしぎソング』です。ここまでの前半とは雰囲気が変わる感じで。
牛尾 個人的には、アルバムのB面がこの曲から始まるっていう感じですね。
有馬 そうだね。そこは、みんなも同じ認識だった思う。

― この『ふしぎソング』は、歌詞と曲調もまさに“ザ・おとぎ話”っていう曲ですけど。
有馬 「やっと来たな!」って感じの(笑)。じつは、『CULTURE CLUB』以前からあった曲なんですけど、なかなか出すタイミングがなくて。というのも、この曲はホントにおとぎ話っぽい曲だから、おとぎ話っぽいアルバムに入れると、「有馬ってこういう曲作るよな。こういう演奏になるよな」って感じになるかなと思って。
 
― アルバムに溶け込みすぎてしまうというか。
有馬 『CULTURE CLUB』や『ISLAY』にも入れようと思えば入ったけど、「ちょっと違うな」と。それが今回のアルバムの中に入れてみたら、「メチャクチャハマるじゃん!」って。

― これまでと違う毛色のアルバムだけに、この曲でホッとさせられる感覚もありますし。
 
有馬 このあいだ、渋谷で『眺め』の全曲ライブがあったんですよ。その時、お客さんが『ふしぎソング』でメチャクチャ盛り上がってくれて。ずっと新曲が続いたからか、「私たちのおとぎ話が、ついにキタ!」って感じで、自然発生的に盛り上がったんですね。
 
― ただ、歌詞のキーワード的には今回のアルバムにはハマりますよね。
有馬 『ふしぎソング』っていうタイトルが強いから「そんなにファンシーでいいのかな?」と。入れるのをためらってたんですけど、このアルバムだと凄くハマるんですよ。だから「ここまで待ってよかったな」って。
牛尾 僕は、当初は『眺め』に入れたくなかったんですよ。昔からあった曲だし、ほかの曲とは全然イメージも違うかなと。
有馬 「違いすぎるんじゃないか?」と思っちゃうんだよね。
牛尾 でも結果として、一番いい感じに落とし込めたなと。このアルバムに入ったことで、曲の響き方も変わったし。全曲ライブをやって思ったけど、この曲で一気に解放される感がある。このアルバムじゃないと、こうはならなかったかもしれないけど。
 
― 後半には、ベースの聴かせどころもありますよね。
風間 ええ。ベースソロがありますからね。このパート、ライブとかだと凄くドキドキするんですよ。「拍手起こるかな~」って思いながら(笑)。
有馬 いやいや、そこは起こそうよ(笑)。
牛尾 ただ、この曲もちょっと長めだし、ループミュージックじゃないけど同じコードの繰り返しなんです。そういう構造的な部分でも、このアルバムに合っていたのかなと思いますね。

■前越「ほかの曲にくらべたら、曲の混ざり具合がいい意味で“雑”なんですよ。けして綺麗なわけじゃなくて、ただただ力強いというか」
 
08:『素顔のままで』

― 8曲目は『素顔のままで』。ここから大きく転調して一気にダークサイドに突入する感じですけど。歌詞もかなり強烈ですね。
有馬 かなり“言って”ますからね。基本的に、「いいこと言おうとしてる人」みんなに向けて言ってる感じはあります。それと、この曲は「ブルースにしたいな」と思ってて。
牛尾 「Captain Beefheartみたいにしたい」って言ってたよね。
有馬 ウン。ぶっ壊れたブルースにしたくて。「Captain Beefheartみたいに、みんなが勝手に全然違うところに向けて演奏したらおもしろいな」と。それで、みんなに自由に演奏してもらってるんだけど、言ってることだけはけっこう社会風刺というか。

― 「アーティスト気取ってる君にはもううんざり」とか。かなりアイロニーが効いてますよね。
有馬 いま今や誰でも、YOU TUBERとかもそうだけど、みんながみんな「俺が凄い!」って言いがちじゃないですか。でも「そんなに凄い人ってそんなにいないよな」って思うし。

― これは真夜中12時すぎ、有馬くんの暗黒面っていう感じの歌詞ですけど。
有馬 そうですね(苦笑)。でも、「SNSでそういう不満を投稿するんなら、自分で唄ったほうがラクだな」と思ったし。なので、けっこう若手バンドと対バンするときに唄ってますね。「この曲、聴いてほしいな」って(ニッコリ)。
一同 ハハハハ!
前越 でも、同時にそこは自分たちに対しても言ってるんですよ。ある種の“戒め”としてね。
 

― 曲調の部分では、こういうラウドな演奏もおとぎ話の得意な方向性ですよね。
前越 なんか、この曲はホントに“土方ブルース”っていう感じで。それなのに、曲名が『素顔のままで』っていう……、もう百点ビーフハートっすね!(ニヤリ)。
牛尾 オヤジギャグじゃねーか(苦笑)。
前越 実際、いいグルーヴが出てるんですよ。なんというか、ほかの曲にくらべたら曲の混ざり具合はいい意味で“雑”なんですよ。けして綺麗なわけじゃなくて、ただただ力強いというか。それなのに『素顔のままで』っていうタイトルが、ホントに百点ビーフハートだなと。
風間 4人とも演奏はバラバラなんだけど、ヘンに合わせないようにしているのが逆にいいバランスになってるのかなって。
前越 石がゴロゴロ転がるんじゃなく、立ち止まったりうねってるようなリズムで転がってる感じで。黒人みたいにカッコよくないし、グルーヴ的にはちょっとダサい。だけどそこが気持ちよくて。
 
― つんのめって踊るようなリズムというか。
前越 演奏しててもどこか安心感があって。俺ね、今回のアルバムの曲は、もうずーっと緊張してるんですよ。でも、この曲だけはちょっとラフでも誰にも文句を言われない(笑)。自分が出したいところで、素直に自分を出せてるというか。
有馬 むしろ「ラフなほうがいい」タイプの曲だよね。
牛尾 自分はこの曲のドラムが一番、前ちゃんぽくて好きですね。
 
― 歌詞の「疲れてばっか」も強烈ですし、これが1曲目の「毎日働いて」と呼応してる感がありますね。
有馬 ウン。そこも言いたいことは一緒なんですよ。「あーあ、疲れた」ってみんな言うじゃないですか? 「あーあ、疲れた」って言う時って、絶対に綺麗な曲にはならないと思うんだよね。
前越 そういう意味でも、凄くいいアレンジになったんじゃない?

■有馬「『素顔のままで』に土着感があるとすれば、『純真』は『UFOに乗って現実から逃げちゃいたい!』みたいな曲ですね」

09:『純真』

― その流れを組む感じで、9曲目は『純真』ですね。
有馬 この曲は『素顔のままで』と世界観的に一緒だし、そもそも『素顔のままで』と『純真』って意味合いが一緒じゃないですか。ただ、もともとのアレンジは全然違う、もっとユルいサイケみたいな曲だったんだけど、それをソウルっぽかったり、ファンクみたいな感じにしたくて。

― 歌詞の世界観はおとぎ話っぽいフレーズが多めですよね。UFOも出てきますし。
 
有馬 『素顔のままで』に土着感があるとすれば、『純真』は「もうUFOに乗って現実から逃げちゃいたい!」みたいな曲ですね。「ホントに人間関係に疲れちゃった。宇宙人さんお願いします! 」って感じで。

― その一方、「友だちに流されないで」というフレーズも入ってくるし。
有馬 『素顔のままで』や『純真』っていうタイトルもそうだけど、「あんましマスに流されると、ロクなことがないよ」ってことは最近思ってるかな。それよりこうして人と直接話すほうが大事だし、そうじゃない部分に気を使ってる人が多すぎる気がして。今回の歌詞は、どれもそういう部分に言及してる感はありますね。
牛尾 こういう歌詞でこういう演奏というのが、やっぱいいと思うんですよね。スッと入ってくる匿名性があるというか。
有馬 基本的に、どこかすっとぼけている曲だしね。

■有馬「みんなの演奏で『コンビニ』が宇宙っぽく響いたじゃん? そこはかとない“松本零士感”が出てるというか」

10:『LOST PLANET』

― ここから、10曲目の『LOST PLANET』でいよいよ終盤に入って行く感じですけど。
有馬 もうドンドン宇宙に向かっていく感じ、宇宙で浮遊しながら地球を見ているというか。なんか“憂い”があるよね。「地球っていい星だったなあ……」みたいな(笑)。それに『LOST PLANET』はみんなの演奏が凄くいいんですよ、ホントに。
牛尾 『LOST PLANET』も有馬の弾き語りの時点から「凄くいい曲だな」と思ってて。アレンジに関しては割とすぐできた印象がある。ただ、この曲もいま今までのおとぎ話だったら、絶対こういう演奏にはできてないなって。

― おとぎ話のアルバムの後半に入ってくるタイプの曲だけど、これも肩に力が入っていない感がありますね。あと唄い出しも凄いし……。
有馬 「住めば~、都~と♪」だからね。もう演歌だもん!(笑)。
一同 ハハハハ!


― この“演歌感”はかなりの新機軸ですね。
牛尾 『LOST PLANET』に関しては、たしかに歌詞がけっこう大きかったね。「コンビニで買う甘いヤツ」ってくだりも、「コンビニ」っていう使い古された言葉を使うセンス。「コンビニ」って言ってるけど、駄菓子屋っぽい郷愁があるというか。
有馬 でも、みんなの演奏で「コンビニ」が宇宙っぽく響いたじゃん?俺僕が一人で弾き語りで歌ってたら四畳半フォークみたいになっちゃうけど。演奏のおかげで宇宙船から地球を眺めてるような感じでリッチに響いてるし。
 
― 「コンビニ」という言葉で聴いてる人の日常とも直結しつつ、広大な宇宙とも往復するような感じで。
有馬 そこはかとない“松本零士感”が出てるというかね。『大四畳半大物語』(松本零士)とか、あのへんの世界観はかなり意識してますね。

■牛尾「有馬から『地球の終わりのような、演奏し終わったら息絶えるような感じで』と言われたので、『そこまで言うならやってやるよ!』と」

11:『EARTHBOUND』

― アルバムの最後を飾るのが、11曲目の『EARTHBOUND』ですね。
有馬 僕にとっては、この曲が一番「おとぎ話っぽい」感じがしていて。
牛尾 この曲も有馬のデモ時点から出来がよかったし、「あきらかにいいな」と思ってたから、最後まで手をつけなかったよね。アルバムを録る1~2週間前にようやく向き合い始めた感じで。
有馬 「いつでもできる!」って感じだったから。
牛尾 ただ、有馬からは「切羽詰まった感じで演奏してほしい」というリクエストがあって。「地球の終わりのような、演奏し終わったら息絶えるような感じで」と言われて。そのイメージはみんなも共有できてたと思うんだけど。自分は、その先へ行きたかったから、「そこまで言うならやってやるよ!」と思って、ホントに息もせずギターを弾いてるような感じで。

― 映画で言うと本編が終わって、エンドロールで流れる曲のような印象がありますね。曲の終わりも突然ズバッと終わる映画みたいなインパクトがあって。
前越 いきなりカットがかかったみたいなね。
有馬 めっちゃ怖いホラー映画みたいな、スカッとしたホラー映画みたいな終末観は欲しかったかな。
前越 俺が覚えてるのは、この曲を録り終わったあとに、牛尾が俺のところに来て、「前ちゃん、ドラムはもうちょっとラウドなほうがいいんじゃない?」って言ってきて。
一同 ハハハハ!
前越 「いや、このぐらいでいいんだよ」って返事した覚えがあるんだけど。
牛尾 なんかね、有馬にいろいろ言われたことで、俺も過剰になってて、「この曲、もっとぶっ壊れたほうがいいんじゃねぇか?」と思ってたんだけど、ほかのメンバーは割と普通だったから。
有馬 そのへんは役割分担があって、「牛尾のギターは過剰なんだけど、ドラムやベースは平熱な感じで演奏しているのが超カッコいいかな」と思ったんだよ。
牛尾 プロデューサーの吉田仁さんからも「このぐらいでいいんだよ」と言われたんで、「ああ、そうなんだ……」って。まあ、そのぐらい俺はこの曲に入れ込んでたというか。
有馬 でも、この曲の牛尾のギターは本当にメチャクチャかっこいいよ。
前越 そうだね。俺がギターキッズだったら、「オイオイ、どうやって弾いてるんだよ?」みたいなヤバいフレーズがいっぱい出てくるもん。

― 後半の4曲はどれもライブ映えすると思うんですけど、『EARTHBOUND』はロックバンドとしてのおとぎ話の魅力が全開になる感じで。
有馬 この前、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観たんですけど、この曲って凄いスーパーヒーロー感があるよね。とくに牛尾のギターは、スーパーヒーローっぽいフレーズの乱れ打ちだし。
牛尾 そういう意味では、自分でも好きなギタリストのことは意識しましたね。blurのGraham Coxonとか。結果的にはなぜかSuedeっぽくなっちゃったけど(苦笑)。
一同 ハハハハ!
前越 俺も録音が終わった直後に、「牛尾、Suede感出てたぞ!」って言いにいったよね。ただ、この曲はそれまでずっとガマンしていた牛尾が、ついに大爆発して「俺のやりたいことを全部やる!」って感じの曲ですよね。「俺のギターを聴け! 」「どんだけガマンしたと思ってるんだ!」みたいな。
牛尾 そこは、自分でも考えつつスタジオに入ってたんですよ。そしたら、有馬から「いや、そういう感じじゃなくて、もっともっと過剰にやってほしい」って言われて。「わかりました」と。
前越 サビ裏のギターとかホント強烈だから。この曲だけ、ずーっとギターが歌メロと闘ってるもんね。この曲だけ、ボーカリストが二人いるような感じでも楽しめると思う。

■風間「このところラッツ&スターを凄く聴いてるんですよ。自分たちもああいう感じのことをモダンな解釈でやりたいなって」

― では、最後にアルバムが完成した現在の心境をお願いします。
有馬 この前、車の中で『眺め』を移動中に聴いたんですけど最後の『EARTHBOUND』が終わって、1曲目の『HOMEWORK』に戻るとかなりいい感じなんですよ。そこでかなり聴こえ方が変わるというか。

― アルバム全体にもループ感があると。前回のインタビューで、『ISLAY』は、過去のアルバムと違って「客観的に聴ける」と言ってましたけど。
有馬 ああ、そういう意味では、もう『ISLAY』とも比べものにならないくらい客観的に聴けますね。このアルバムのあとは、もう誰のアルバムを聴いても全然大丈夫というか。
牛尾 もはやBGMになりましたね。自分が演奏してるとか意識しないぐらい普通に聴けますから。
前越 ヘンな言い方だけど……、「もうとくに言うこともないな」って(笑)。
風間 レコーディングが終わった時点で、自分たちの手元からパッと離れていった感じがあるんですよ。とくにマスタリングが終わった時の達成感が凄くて、「なんでこんなにいいモノができたんだろう!?」ってビックリして。
有馬 盤ができあがった瞬間に、「なんでこんなにいいアルバム作っちゃっただろう!」っていうね。
牛尾 とにかく“がんばった感じ”が滲み出てないのがいいですよね。だから、おとぎ話にとって、ホントの意味でのネクストステージ、次へのファーストステップみたいな感じがしますし。


― まだ完成したばかりですけど、このアルバムの先の展開っていうのは予想できますか。
有馬 う~ん……。わかんない(笑)。
前越 俺は、とりあえず毎日ドラムを練習することですかね。もっと自分のできることを増やす、それが一番次に繋がるからね。
有馬 僕はそもそも音楽の歴史で考えると、50年代、60年代とかに凄くイイ曲ってたくさんあって。それを超える曲ってなかなか出ないじゃないですか。だからこそ、もっと“そっち側”の曲を4人でいま今っぽく演奏したい。そういう意味では、おとぎ話の曲はもっと単純にしたいし、もっと普遍的にしていけたらいいなって。
風間 それと似たようなことを最近考えていて……。じつは、このところラッツ&スターを凄く聴いてるんですよ。
一同 おお~~。
風間 ラッツ&スターって構成も凄くシンプルだし、大瀧詠一さんが曲を書いていたり、もちろん曲自体もいいじゃないですか。60年代ソウルの再解釈っていうことだと思うんだけど、自分たちもああいう感じのことをモダンな解釈でやりたいなって。いま今はアルバムができたあとの余白期間で、そういうことを思ったりしてますね。
有馬 でも、そういう意味ではホントに去年ベスト盤を出したことはバンドとして大きかったなって。

― そのリセット感が、今回の変化に直結しているというか。
有馬 あんまりバンドを振り返ることってなかったし、ずっと前を見ることしかなかったけど、ホントに「すっごいいいバンドじゃん!」って思ったんですよ。「もう何やってもいいんだ!」と思えたし。今回はその反動が大きかったかもしれない。いま今まで、そこに気付けなかったんですよ。そういう意味で、今後もおとぎ話は周囲を見るんじゃなく、あくまで自分たちのトレンドに忠実に進化していきたいなと思いますね。

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眺め
  • 2018.06.06 On Sale
  • PECF-1153 / felicity cap-282
    [CD] ¥2860

<TRACK LIST>

  • HOMEWORK
  • ONLY LOVERS
  • HEAD
  • 綺麗
  • 魔法は君の中に
  • さよなら、またね。
  • ふしぎソング
  • 素顔のままで
  • 純真
  • LOST PLANET
  • EARTHBOUND
VIDEO


PROFILE
おとぎ話otogivanashi
おとぎ話『眺め』スペシャル座談会(後編)

2000年に大学で出会った有馬と風間により結成。その後、同じ大学で出会った牛尾と前越が加わり現在の編成に。2007年にファーストアルバム『SALE!』以来、8枚のアルバムをリリース。felicity移籍第一弾アルバム『CULTURE CLUB』(2015年)が話題に。映画『おとぎ話みたい』での山戸結希監督とのコラボレーションは熱烈なフォロワーを生み続けています。同じく山戸監督による映画『溺れるナイフ』提供曲「めぐり逢えたら」を収録した前作は『ISLAY』(2016年)。2018年6月、アルバム『眺め』をリリース。2019年9月、10枚目のアルバム「REALIZE」を配信のみでリリース。ライブバンドとして評価の高さに加えて映画、映像、演劇、お笑い等、各界クリエーターよりのラブソングは止みません。「日本人による不思議でポップなロックンロール」をコンセプトに掲げて精力的に活動中。
有馬和樹(Vo.Gt), 牛尾健太(Gt), 風間洋隆(Ba), 前越啓輔(Dr)

http://otogivanashi.com/

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    [CD] ¥2860

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  • ONLY LOVERS
  • HEAD
  • 綺麗
  • 魔法は君の中に
  • さよなら、またね。
  • ふしぎソング
  • 素顔のままで
  • 純真
  • LOST PLANET
  • EARTHBOUND
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