DJ HOLIDAY (a.k.a. 今里 from Struggle For Pride)
“The music from my girl friend's console stereo”
<TRACK LIST>
時代もひとまわりして、渋谷系再評価の気運が高まる今日この頃、トラットリアのレーベル・コンピレーション待望の新発売です。
'02年にレーベル閉鎖以降、初めてとなる編集盤を手掛けるのは、現在最もホットでリアルな現場、ハードコア・シーンからその象徴的存在とも言えるStruggle for Pride(ストラグル・フォー・プライド)の今里が担当。
しかも全て女性ヴォーカルもの、渋谷系真っ只中、レーベル初期のガール・ポップ的楽曲が中心と云う意表を突いた "美女と野獣的"選曲となっています。
「十年一昔」と言いますが、時代を超えて共鳴し合うエッジーな感性がもたらす小さなハプニングに話題沸騰。
Trattoria Label
フリッパーズ・ギターの小山田圭吾(現コーネリアス)が解散後の'92年に立ち上げたレーベル、トラットリア。
大雑把に言って、音楽もファッションもすべて並列化するかのような新しい価値観~ライフスタイルを提案しながら、'02年まで10年間の活動でリリースしたCDは250枚に及びます。
洋の東西は勿論の事、音楽のジャンルもリリースのフォーマットもバラバラで、しかし、その雑多な喰い荒らし感(トラットリアとは定食屋の意)が'90年代の空気感にマッチしていた訳ですが、イマのムードにふさわしいカタログをその都度掘り起こして行く予定です。
4人編成のノイズコア・バンド。ハードコア、ヒップホップ、ハウス、テクノなどが共存するという、世界的にも例を見ないほどクロスオーバー化が進んだ日本アンダーグランド・シーンの中心に位置する存在。'06年には初のフルアルバム『You Bark, We Bite.』をリリースした。カヒミ・カリィやMSCの漢といったメンツが参加した作品は純粋なるハードコア・アルバムだが、これまで誰も聴いたことのない作品に仕上がった。各メディアからは絶賛され、多くのインタヴューやレヴューが掲載された。
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