“トーキョードリフター”
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【無事故で生まれたベースメント・テープス】
前野健太主演のドキュメンタリー映画『トーキョードリフター』(松江哲明監督)の主題歌が驚きの変貌を遂げる。新たな挑戦に満ちた前野健太待望の新作が緊急リリース。
今作は松江哲明監督X前野健太主演のドキュメンタリー映画『トーキョードリフター』の主題歌として書き下ろされた「トーキョードリフター(映画ver.)」がメインであるが、今までの前野健太のオリジナルアルバムとは一線を画しているのが、一曲目に収録されている「トーキョードリフター」(新録ver.)だろう。ロックバンド、アナログフィッシュにアレンジを投げかけ、また一からスタジオ作業に入り、エンジニアに吉田仁を迎えてのリレコーディング。映画から曲が飛び出し、まさに"ドリフト"している様が感じられる。もちろん前野独特の一人多重録音である映画ver.も収録されているので、それを聴き比べていただければ、今作がその多様な音楽性を獲得するために駆け出したきっかけとなる新しい音源であることは明白だ。さらにゲストに石橋英子を招いて前野の代表曲「ファックミー」をグランドピアノでデュエット。これも今作のために特別に新録されたものである。映画の劇中からは弾き語りの「鴨川」「あたらしい朝」を収録。3.11以降間もない5.27に東京の街で撮られたこの歌は、震えながらもどこか希望を感じざるを得ない。そして最後に映画を受けて前野が作った最新曲「FG200のブルース」が加えられ、無事故ながら"ベースメント・テープス"が完成。全6曲と東京を駆けるバイクの音があなたの心にドリフトする!
http://maenokenta.com/
1979 年生まれ、埼玉県・入間市出身。シンガーソングライター。2007年に自主レーベルよりアルバム『ロマンスカー』をリリースし、デビュー。2009 年、ライブドキュメンタリー映画『ライブテープ』(監督:松江哲明)で主演を務め、同作は第22 回東京国際映画祭の「ある視点部門」でグランプリを受賞。2011年にも同監督の映画『トーキョードリフター』で主演を務める。同年、第14回みうらじゅん賞を受賞。フジロックフェスティバル、サマーソニックをはじめ大型フェスへの出演や、CM・演劇作品の音楽担当、文芸誌でのエッセイ連載、小説執筆、役者など、活動の幅を広げている。
2017年に初のエッセイ集『百年後』を“STAND!BOOKS”より刊行。2018年に最新アルバム『サクラ』をリリース。2019年には音楽劇『世界は一人』(岩井秀人作・演出) の音楽・全公演バンド演奏を担当。 俳優としても2016 年に主演映画『変態だ』(みうらじゅん原作、安斎肇監督)をはじめ、2017年は初舞台となる『なむはむだはむ』(つくってでる人:岩井秀人、森山未來、前野健太)に参加。2019年にはNHK大河ドラマ『いだてん』、テレビ朝日系ドラマ『時効警察はじめました』に出演。
ラジオ日本にて『前野健太のラジオ100年後』パーソナリティを務め、NHK Eテレ「オドモTV」レギュラー出演中。
公式サイト
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