INTERVIEW

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HALFBY「LAST ALOHA」発売記念対談 HALFBY×王舟

  • 2018.09.27

HALFBY「LAST ALOHA」発売記念対談
Text:田中亮太
Photo:タイコウクニヨシ

HALFBYがみずから〈ハワイ最終章〉と位置付けるニュー・アルバム『LAST ALOHA』。前作『innn HAWAII』同様、エキゾティックで色鮮やかな音楽トリップへと聴き手を誘うとともに、HALFBY史上もっともチラウンジーでチル―――日常の時間間隔を心地よく弛緩させ、ありふれた世界と白昼夢を繋げてしまうような作品になっている。そして、好評を博した前作でのAlfred Beach Sandalとのコラボに続いて、今作でも若い世代のシンガー・ソングライターをフィーチャー。『LAST ALOHA』屈指のメロウ・ソウル“くり返す”で作詞を担い、艶やかな歌声を乗せるのが王舟だ。今回、HALFBYと王舟との対談が実現。世代も音楽的な背景も異なる両者をシンクロさせた〈異邦人的なるもの〉とは果たして?

― まず、王舟さんはHALFBYの音楽について、どんな印象を持たれていましたか?
高橋孝博(HALFBY) そもそも知ってた?
王舟 HomecomingsやTurntable Filmsなど(HALFBYも所属する)Second Royalのバンドと結構一緒にやってたから、なんとなく名前は前から知っていて。HALFBYさんのアルバム『innn HAWAII』(2015年)にビーサン(Alfred Beach Sandal)が参加したタイミングくらいで、初めて喋ったんじゃないですかね?
高橋 たぶん恵比寿のLIQUIDROOMでやっていたカクバリズムのイヴェント※かな。僕は一方的に知っていて、ファーストの『Wang』(2014年)から聴いていたんです。いわゆる日本のシンガー・ソングライターぽくないところが好きだった。そのあと、セカンド・アルバムの『PICTURE』(2016年)を聴いてからますますファンになって、自分の作品でも頼みたいなと思ったんだよね ※2016年8月21日に開催された〈カクバリズムの夏祭り〉
 LIQUIDROOMのDJで、確か(『PICTURE』収録曲の)“Moebius”をかけてくれてましたよね?
高橋 そうそう。そのとき、タッツ(仲原達彦/王舟の当時のA&R)を通して、〈僕のアルバムの曲で歌ってほしい〉ってオファーをしたんだけど、王舟は〈DJで王舟の曲をかけるから出てきて歌ってほしい〉と思ったらしく(笑)、〈それはめんどうくさいなー〉と言ってた。さすがにそれはダサイから違うって。僕がこれから作る曲で歌ってほしいとお願いしました
 そういうことなら、ぜひぜひと

― 大所帯で作ったアンタイ・フォーク/アメリカーナ的な『Wang』と、宅録で全楽器をみずから演奏したフォークトロニカ/インディー・ファンク的な『PICTURE』。王舟さんは、ファーストとセカンドで作品の趣をガラリと変えましたよね。高橋さんは、その変化をどう見ていました?
高橋 あれで急激になんだろ……親近感が出たっていうか。『Wang』の感じもありつつ、残り半分くらいの曲の雰囲気はガラっと変わっていて、インストを挟んでいり、自分の作品とも重なってくるなーと 。カントリーの牧歌性はキープしつつ、ちょっとメロウな感じになってたよね。ドラムも打ち込みになって箱庭感が増した。王舟はこういう引き出しもあるんだなと思ったし、自分の作品で歌ってもらうとすごく良さそうだなとイメージが湧いて
 自分から〈次は宅録です〉と言ったわけじゃなくて、確かタッツやレーベル・スタッフから言われて、それもアリだなとやってみたんです。制作の終盤には、〈ゲストでこういう人を入れたい〉というリストも作ったんだけど、〈予算もうないし無理〉と言われて(笑)。すべて自分で完成させました
高橋 結果、僕に親近感を持たれたというね(笑)。

― 王舟さんがHALFBYの前作『innn HAWAII』を聴いての感想は?
 自分と近いって感覚はありました。なんというか異邦人的な音楽(笑)。あと、ハワイってのがテーマとしてすごく良い感じだなと。俺はそんなに聴いてなかったけど細野(晴臣)さんやマーティン・デニーとはまた違った南国感がある
高橋 実際そこはすごく意識しました。いわゆる細野さんのエキゾ3部作とか相当の後追いだし。僕の中のエキゾ?ラウンジなものってマイク・オールウェイのやっていたel そのものというか、ネオ・ラウンジとかもそうだけどインチキ臭い雰囲気が個人的にも好きで。(本物志向ではない)疑似感というか偽物感みたいなものが僕の作る音楽のおもしろさとかいうか、作品を作るうえでの使命だとも思っていて。まぁ、ゆえにたいして共感されないんだけど(笑)
 俺も『PICTURE』は、下手な奴が打ち込みやったようなアルバムのイメージで作ったんですよ。そのうえでHALFBYさんを聴くと、これは宅録の方向性としては良いなって思った。しかもハワイ三部作でしたっけ?
高橋 いや、二部作(笑)。でも、前に『THE ISLAND OF CURIOCITY』(2010年)ってアルバムを作ったんだけど、それは架空のアイランドがテーマといういちばんやっちゃいけないタイプの作品で(笑)。前作はその作品でやれてなかったことの回収作業でもあったし、もともとコンセプトがあって、そこに音楽を揃えていくみたいな作り方は好きなんだよね。だから、ハワイはタイミング的にも良かった。王舟の『PICTURE』は『innn HAWAII』と並べて聴いても親近感があったな。みんなオーガニックだったりテクニカルになっていきがちなところをあえて外すというか、それでいて謎にファンキーな曲があったり、スキャットの曲もあったり、王舟はやっぱり変わってるなーと

― 高橋さんが前作でAlfred Beach Sandalにオファーしたときは、彼が自分の作品では歌わなさそうな楽曲というイメージがあったと言われていましたね。今回、王舟さんにお声掛けするときも、そういった視点はありましたか?
高橋 王舟については、完全に歌ものじゃなくてもいいし、メロディーとかも少なくてもいいかなと、最初は思っていました。コーラスだけとか、ボサノヴァ風にダバダバとか言っている曲でも良さそうだなーと考えてたけど、それこそ王舟は自分のアルバムでやっていましたしね
 俺が歌うにあたって、日本語と英語どっちがいいかなと思ったんだけど、日本語のほうがおもしろそうだなとは決めて
高橋 そうそう。王舟の日本語はちょっと変わっているし、実際に歌が入って返ってきたとき、〈きみを繰り返す〉と歌ってて〈きた!〉と思った。独特な愛情表現というか

― 王舟さんは歌詞を書くうえで〈ハワイ〉という意識はあったんですか?
 HALFBYさんにも話したんですけど、ハワイの田舎に住んでいる奴のことを想像して書きました。ただ、たまたまそいつはハワイに住んでいるけど、自分の身の周りにもいそうな奴というか。最初はHALFBYさんをモデルに考えていたんですよ。今HALFBYさんは京都に住んでいますけど、ハワイにも同じような場所があって、そこにもHALFBYさんみたいな人が住んでいる、そういうイメージから考えはじめたっていう

― 高橋さんは歌詞を読んでみていかがでした?
高橋 温度感が合っているなと感じました。リゾート感たっぷりの明るいのじゃなくて、淡々としたハワイでの暮らしと、好きな女の子もいてという普通の話がいいなと思った
 これ言わないほうがいいかもしれないけど、ここでいう〈きみ〉は音楽のことなんですよ
高橋 あ、そうなんだ! 女の子じゃなくて(笑)
 ハワイの田舎にいる音楽好きのことなんです
高橋 そうなんだ。でも、たぶん僕の地元とも近いんじゃないかな。おそらくこの歌の彼も自分の街から出たことなくて、きっとワイキキとかも知らないんだろうね
― 高橋さんはずっと京都に住みながら音楽家として活動されてきたわけですよね。どうしても東京を中心に動きがちな音楽カルチャーのなかで、道なき道を歩んできた実感はあるんじゃないですか?
高橋 まぁ、自分は音楽やそれに付属するようなカルチャーが好きで、友達と集まって遊んでるなかで、何なんとなく音源を作り出したって感じだったので、活動というより当時は自分たちが楽しむことを優先していただけで。だから特に京都から発信するとかこだわりはなかったけど、レコード・ショップのバイトを通して渋谷系の中から生まれて来たような世代だったので、今考えると京都ながらにその空気感は上手く引き継いでいきたいってのはあったのかもなーと。それでも、やっぱりリスナー気質というか、自分が10代のときに聴いていたアーティストたちと同じように作る側にいるとは思えなかったし

― それが、この5年くらいで少しずつ変化していっている?
高橋 変わってないような気もするけど、その瞬間に消化されるような音楽ではなくて、後世にも聴かれるようなアルバムが作りたいなって。じっくりと箱庭感を作り上げていくことは、自分がアーティストであることを自覚していく作業でもあったから。とはいえ、誰も聴いたことのないような前衛的な音楽をめざすのは僕の役目ではなくて、ただただ自分の作りたい理想を追求するというか

― とすれば、『innn HAWAII』~『LAST ALOHA』の二作は、高橋さんにとってもHALFBYというアーティストを再定義した作品と言えそうですね。
高橋 最初から『LAST ALOHA』を作りたかったんだけど、前作はどうしてもハワイに行ったばかりの高揚感や初期衝動的なものが自分のベースと結びついて、どうしてもテンションを押さえつけられなかった(笑)。ぬるま湯にしたかったのに沸騰しちゃったみたいな。以前よりBPMが遅くなったりチルったりはしているけど、『innn HAWAII』でやっていることは昔とそんなに変わってない。『LAST ALOHA』はシンセを多用したりサンプリングを減らしたり、意図的に無機質な音像へと向かったので、作り方の時点で違うね。まあお互いの作品の相乗効果もあるだろうし、シリーズってのも理想的だった

― 王舟さんは、『LAST ALOHA』を通して聴いてみて、いかがでした?
 アルバムの流れがまず良いし、クォリティーがむちゃくちゃ高いなと思った。アルバム全体を聴くと、最初はドローンのカメラで上空からハワイを映していたのがどんどん降りてきて、“くり返す”を境に個人的な視点に変わって、終盤はまた山とかの風景に拡がっていく感じ。俺はそういうふうな印象だったな
高橋 実際、ドローンで撮影したハワイの景色なんかの映像をあてがいながらテンションを調整したんだよね。映像を越えていかないように押さえていくイメージ。ハワイアン・ミュージックといえばスラック・ギターなんかのトロピカルでカラっと明るい感じの音楽を想像するものだけど、無音でドローンの映像だけ観るとなんだかアンビエントに変換されて、ビーチの映像も自分にはやたらたそがれているように見えたり。なので、王舟が映像的に聴いてくれたのは嬉しいな。ジャケットのダイアモンド・ヘッドの絵も、当然いまはもっとリゾート開発されていて、まったく違う風景になっているんだけど、古き良きハワイをあくまで現代的なカットで、というのは意識して作ってもらった
 (アルバムのジャケットを観ながら)『LAST ALOHA』というタイトルも良いですよね
高橋 〈LAST〉っていうフレーズは結構くるよね。自分の人生のなかでのラスト感みたいなものと照らし合わせてしまうというか。自分のやっていることに〈LAST〉を付けるとかそうないでしょ? 最後の晩餐じゃないけど、今日はラスト・ボウリングだとか言わない(笑)。〈LAST〉という意味合いには緊張感があったけど、その雰囲気にしていくことは、自分のめざしているアルバム像と近しかった。あと、制作途中で「ラスト・ジェダイもあった(笑)。でも実際、もうこれで終わってもいいなという気持ちもあるから、ぜんぜんラスト・アルバムという〈LAST〉でもいいんだよね。あと単純に〈ハワイ旅行の最終日〉という意味でもみんな使っているみたい」

― 以前の高橋さんは、そのときどきに聴いていた新譜やそれに紐付いたカルチャーをHALFBYとしてのサウンドに落とし込む作業をされていましたが、そういったスタンスにも『innn HAWAII』以降、変化があったそうですね。
高橋 新譜から影響を受けなくなったというか、海外アーティストとの同時代性みたいなものも意識しなくなった。あとは聴き方の変化だよね。2010年頃まではなんとなく追えてたんだけど、デジタルのみのムーンバートンでDJを始めたり、アナログでフォローされるような音楽も細分化が進み過ぎて、情報過多なところも楽しめなくなった。レコードは相変わらず買っているんだけど。だから『LAST ALOHA』に関しては、『innn HAWAII』が基盤にはなっていて、そこからゆっくりとイメージを膨らませていくような。その頃と生活もあまり変わってないから、母と犬との田舎暮らしの中で、毎日の散歩道や季節によって変わる虫の鳴き声、近所の老人ホーム、堤防から見える苔むした景色なんかの日常的なくり返しが大きく反映されていると思う。その中でハワイをエキゾとして捉えながらもどこか疑似感を残すようなイメージで

― そういう疑似感、フェイク感を持った作品で、高橋さんが好きなものは?
高橋 たとえばストック・ハウゼン&ウォークマン。当時も強引にラウンジ・コーナーで売られていたけど、これぞモンドというか、いい湯加減のサンプルソースをセンス一本で鬼コラージュしていて、時代が時代だけにドラムンベースかチープ&ラウンジーの理想だね。あとはティプシー。確かレーベル・オーナーがマーティン・デニーやレス・バクスターのコレクターとかで、そのレコードをサンプリングして当時のネオ・ラウンジ?ダウン・テンポ的なサウンド・アプローチをしたとかそんな感じだったと思う。96年のスペース・エイジ・バチェラー・パッド・ミュージック
 『LAST ALOHA』の“All Supported by Aloha”※はドゥーピーズの“Love Songs(Love Is A Many Razor Bladed Things)っぽいですよね ※さまざまな〈Aloha〉という声をコラージュしている
高橋 そうそう。ドゥーピーズも元ネタとしてはある。“All Supported by Aloha”はハワイで買ってきたレコードが役立った(笑)。結局サンプリングの曲も入れてしまうという。こういうセンスのアーティストって90年代後期にはイタリアとかにもいっぱいいたんだよね

― いま、〈イタリア〉というキーワードが出たから触れておきますと、王舟さんはBIOMANとイタリアで録音したアンビエントなアルバム『Villa Tereze』を先日リリースされましたね。
高橋 あれもさ。みんながイメージする、いわゆるイタリアと違うでしょ? 録音した場所は、相当の田舎町というか。あそこにジローラモは住んでないでしょ?
 ほとんど誰も住んでいない(笑)
高橋 ハハハ(笑)。王舟とBIOMANがレコーディングする場所として間違ってない感じが凄いよね。イタリアだけど、思っているイタリアじゃないというか
 イタリアもそうですけど、ある意味ハワイもちゃんと見たら日本とあんまり変わらないんじゃないかな
高橋 地元とクロスオーバーするところがあるというか、それは海やホテルとかではなくて…うまく言えないけど、なんかねワイキキのビーチで星空を見ている感じと近所の草むらから空を見るときの感じは結構近くて。上空で見つけた飛行機のストロボライトを追う感じ。これを文字にするとヤバいと思うけど。ふと重なるときがあるんだよね
 土も木も細かい素材は、どこの国でもだいたい一緒じゃないですか?
一同 ハハハハ(笑)!
 表面的には違うところはいっぱいあるけれど、おおもとは一緒で、でもなんか違う感じ。意外とそれがエキゾティックってことなんじゃないかな

― 確かに『LAST ALOHA』は、遠くの異国に想いを馳せているというより、近くに空想のハワイを引っ張ってきている感じなのかもしれませんね。
高橋 近所の身近なところに無理やりエキゾを見つけている感じはあるかな
 近所のエキゾって良いですね
高橋 ハハハ(笑)。足元のエキゾ

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  • All Supported by Aloha
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  • くり返す
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  • Waikiki Rain
  • Countryside
  • Beach of Memories
  • Honeymoon
  • The Wonderful World of Aloha (Album Version)


PROFILE
HALFBYハーフビー
HALFBY「LAST ALOHA」発売記念対談 HALFBY×王舟

高橋孝博( たかはしたかひろ)のソロプロジェクト。
これまでにメジャーを含む4枚のアルバムをリリースし、全てのアルバムの楽曲は、日々お茶の間のBGMとしてテレビやラジオで延べ10年以上使用され続けている。平日はリミキサー/アレンジャーなどと並走し、アーティストへの楽曲提供から、企業CM、映画音楽などの制作をライフワークに、週末はDJとして京都から全国各地へ。2015年11月4年ぶりとなるニューアルバム「INNN HAWAII」をリリースする。

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