INTERVIEW

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石橋英子、ニューアルバム「The Dream My Bones Dream」発売記念 メンバーインタビュー

  • 2018.07.21

石橋英子、ニューアルバム「The Dream My Bones Dream」発売記念 メンバーインタビュー

2018年7月4日に発売となった4年ぶりとなるオリジナル・アルバム「The Dream My Bones Dream」発売を記念して、石橋英子が用意した質問に、アルバムに参加して9月21日に渋谷WWWにて開催されるレコ発ライブにも参加するメンバーたちが答えました。
「The Dream My Bones Dream」完成までの制作過程にも関わってきたみなさまの貴重なインタビューとなります。ぜひご覧ください。

ジム・オルーク

― このアルバムでのご担当は?
録音エンジニア、ミックスエンジニア、シンセー、ペダルスチール、意見箱

― 最近買った機材は何ですか?
Kyle Gannのcd, Korg MR200s

― 今日何を食べましたか?
自家製ベジタリアン・ラザーニャ

― 最近見た夢を教えて下さい。
原則としてわざとまっすぐ忘れる。

― タイムスリップしたらどの国のどの時代に行きたいですか?
東京1972年

― このアルバムで工夫した事、試してみた事などがあったら教えてください。
今回は楽器の演奏の意外、英子さんの細かいコラージュ的なサウンドデザインのそれぞれの音のキャラクターを失う事なくまとめる事に全力を注ぎました。自分のミックスの活動の歴史の中で一番、現代音楽、電子音楽、ポップス音楽としてのレコードのバランスを探さなくてだった。

― アルバムを聴いた後、浮かんだ事や考えた事があったらなんでも教えてください。
英子さんを誇りに思います。

― このアルバムは売れると思いますか?ズバリお答えください。
パーフェクトワールドでno.1になります。

― レコ発でやってみたい事、やりたくない事がありましたら教えて下さい。
過ちをやらない。。

― 打ち上げはどこに行きたいですか?
銅鑼

― 音楽をやめようと思う事はありますか?音楽をやっていなかったら、何をしていたと思いますか?
毎日。映画を作るか映画の編集者。

ジョー・タリア

― このアルバムでのご担当は?
このアルバムではドラムを演奏しています。

― 最近買った機材は何ですか?
最近Revox B77というオープンリールデッキを買いました。日本で見つけるのに2年費やしました。

― 今日何を食べましたか?
ピザを食べ過ぎました。

― 最近見た夢を教えて下さい。
最近飛行機で寝ていた時に、パイロットが「今回は飛行機を追突させなかった事を誇りに思います」とアナウンスした夢を見ました。

― タイムスリップしたらどの国のどの時代に行きたいですか?
つまらない答えかもしれませんが、60年代の私の故郷、メルボルンです。そこが外国になったという喜びがありつつも、同時に馴染みの深い場所でもあります。

― このアルバムで工夫した事、試してみた事などがあったら教えてください。
このアルバムの録音は私にとって還元的なプロセスでした。私は自分のドラムのアイデアをベーシックの要素へと抽出する事に努めました。それは同時に、普段私がやっているように、ドラムキット全体というより、それぞれのドラムのパーツの声を楽器として扱う事でもあります。その作業の中で、それらの音が達久の演奏とどのように合わさるのか細心の注意を払いました。

― アルバムを聴いた後、浮かんだ事や考えた事があったらなんでも教えてください。
最初のベーシック録音から発展した様に驚きました。ボーカルやその他様々な音の層が、我々が演奏した音の文脈を完全に変化させました。それは素晴らしい瞬間でした。

― このアルバムは売れると思いますか?ズバリお答えください。
はい。でもアルバムの売り上げは私にとって完全に謎です。

― 打ち上げはどこに行きたいですか?
もちろん銅羅。

― 音楽をやめようと思う事はありますか?音楽をやっていなかったら、何をしていたと思いますか?
音楽をやめようと真剣に考えたことは一度もありませんが、何かしらの理由で音楽ができなくなったら何をやっていただろうと、ほんの時々考えます。音楽をやっていなかったら、写真家になったでしょう。音楽以外でごく自然にできる事の1つです。仕事としてという事でしたら、航空交通管制の仕事でしょう。

― 今後の予定を教えてください。
この12年間のキャリアの中で初めてのソロアルバムを最近リリースしました。新しい素材を使ったソロライブをいくつか考えています。次のアルバムにも取り掛かっています。次はリリースまでそんなに時間をかけたくないですね!

須藤俊明

― このアルバムでのご担当は?
エレクトリック・ベースの演奏をさせていただきました。

― 最近買った機材は何ですか?
鍵盤のMIDIコントローラーを膝にのせて弾いてたら落として壊してしまったので、同じようなものを買いました。これは機材に入るのかどうか微妙です。パソコンのマウスみたいなものなので。

― 今日何を食べましたか?
食パンにマヨネーズで砦を作って中に生卵を落として、焼いて食べました。

― 最近見た夢を教えて下さい。
ライブ当日に楽器がなくて困る夢を見ました。最悪です。

― タイムスリップしたらどの国のどの時代に行きたいですか?
未来です。行ってみて何もなかったら、ちょっと戻って・・・を繰り返して、ついでに世界の最後がいつなのか確認します。

― このアルバムで工夫した事、試してみた事などがあったら教えてください。
ベースのちょっとした変化で音楽のニュアンスが変化することを考えたり試したりしてます。

― アルバムを聴いた後、浮かんだ事や考えた事があったらなんでも教えてください。
なんでも、というならば、いままでと雰囲気が変わった!と思いました。でも一番英子さんらしいのかもと思います。

― このアルバムは売れると思いますか?ズバリお答えください。
ズバリというカタカナをみると、どうも真面目に考えられません。ズバリ!

― レコ発でやってみたい事、やりたくない事がありましたら教えて下さい。
それまでにクローン技術で自分のコピーができれば、2~3人に増えて演奏したいです。

― 打ち上げはどこに行きたいですか?
どこまでも。

― 音楽をやめようと思う事はありますか?音楽をやっていなかったら、何をしていたと思いますか?
音楽をやめたいと思うことはありますが、音に関することはやり続けたいと思います。音楽から楽を取っても続けたいって、なにか間違ってる気がしますが。

― 今後の予定を教えてください。
新しいなにかをしたいと思ってて、模索中です。

波多野敦子

― このアルバムでのご担当は?
ストリングス

― 最近買った機材は何ですか?
ペンキのローラー、プリアンプ、アナログシンセ

― 今日何を食べましたか?
バナナ

― 最近見た夢を教えて下さい。
英子さんや達久さんと録音の現場にいました。街中のビルの中にあるスタジオ施設、私はお腹が減っていたのでごはんを買いに1人で外へ。町を歩いていると津波の時の浸水のように白蛇の大群が押し寄せて来ました。私はにょろにょろしたものの大群が好きなので夢中で写真を撮っていると足の踏み場も無い程になってきたので慌ててスタジオへ戻り、写真をみんなに見せているところで目が醒めました。数日前の朝方のことです。

― タイムスリップしたらどの国のどの時代に行きたいですか?
生レバーが禁止になる前の日本

― このアルバムで工夫した事、試してみた事などがあったら教えてください。
今回は繊細な音を出す機会が多かったので、弓の持ち方をあれこれ試していました。中指をはずしたり、小指だけ立てたり。相当な数の弦の多重録音だったのでミクロな音程、長距離のグリッサンドなど、感覚と技術のバランスを意識しながら大きな地図を想像して演奏していました。

― アルバムを聴いた後、浮かんだ事や考えた事があったらなんでも教えてください。
録音中は深海の底をスローモーションのようにゆっくり歩いているような気分でした。聴いた感想は、繰り返し聴けば聴く程、闇と光の振り幅がどんどん大きくなっていく、生き物のような作品だと現時点で感じています。

― このアルバムは売れると思いますか?ズバリお答えください。
時代を超えてロングセラーになる作品だと確信しています。

― レコ発(9/21渋谷WWW)でやってみたい事、やりたくない事がありましたら教えて下さい。
石橋英子のためならやりたくないことなどありません、覚悟を決めて臨みます。やってみたいことは、、弦楽らしくない気持ち悪い音もたくさん出したいです。

― 打ち上げはどこに行きたいですか?
銅鑼のあと、久しぶりにメンバーでカラオケ大会とか。

― 音楽をやめようと思う事はありますか?音楽をやっていなかったら、何をしていたと思いますか?
現在はやめようと思うことはありません、他のことが出来ません。でももしやっていなかったら、、菌類の研究をしてるでしょうか。

― 今後の予定を教えてください。
7/22に下北沢Lady Janeで山本達久さんとJoe Taliaさんと3人でライブをします。8/5に下北沢leteで須原杏さんとの弦楽プロジェクトTRIOLAのライブをします。秋にベルギーのPeter Jaquemyn(cb), Gregoire Tirtiaux(sax)と、トリオ音源をリリースします。冬にCellsシリーズの2作目をリリース予定です。年内、JoeさんMix, 石橋さんやジムさんにも手伝って頂いたTRIOLAの新作リリース目標で目下レーベルを探しています。

山本達久


― このアルバムでのご担当は?
ドラムセットを使って色々演奏させて頂きました。

― 最近買った機材は何ですか?
ヘコヘコというアフリカンパーカッションの現代版みたいなメタルパーカッションをハードオフで買いました。

― 今日何を食べましたか?
昼前に起きて、友達のGiovanni Di Domenicoと素麺とステーキを作って食べました。

― 最近見た夢を教えて下さい。
最近、ツアーで英語を喋る機会が多かったせいか、日本にいながらも所々に英語で喋るような夢をよく見ます。

― タイムスリップしたらどの国のどの時代に行きたいですか?
いま咄嗟に思いついたのは、1976年、ドイツ、フランクフルトでのKeith Jarrett European Quartetのライブが見たいと思いました。か、普通に、紀元前、キリスト教の影響下にない時代には行ってみたいです。場所は出来れば色んな場所に行って比較してみたいです。

― このアルバムで工夫した事、試してみた事などがあったら教えてください。
このアルバムの歌詞に関して、既に英子さんのライブで内容を把握していたこともあり、それを如何に自分なりに解釈して具現化することに徹するかということよりも、もっとその世界の中に身を委ねるような気持ちを具現化するように演奏したと思います。自分じゃないところから見える自分と言いますか。なんにせよ、もう死んだ人たち名義というより、本当に英子さんのパーソナルな作品だということを意識して演奏したのが、一周回って新しいことだったと思います。

― アルバムを聴いた後、浮かんだ事や考えた事があったらなんでも教えてください。
一言で言うと、激しい痛みを感じましたが、非常に複雑な気分になりました。なぜなら同時に非常に爽快感も得られる作品だからです。私達が演奏しましたが、まるで、他人事のようにも感じられる不思議な作品です。ポップスの定義に当てはめられる作品だと思うので、そう定義するなら非常に痛快でした。

― このアルバムは売れると思いますか?ズバリお答えください。
すいませんが思いません。もしそうなる世の中なのだとしたら、英子さんがこの作品を別の形で作ったと思います。

― レコ発でやってみたい事、やりたくない事がありましたら教えて下さい。
マルチスピーカーシステムや、映像を使う、お客さんが自由に歩き回れる、同じ内容の演奏を何回もリピートするなどして多次元的、多角的に体験出来るような構成のものがやりたいです。自分が芝居役者になるようなことはやりたくありません。

― 打ち上げはどこに行きたいですか?
新宿三丁目の銅鑼。

― 音楽をやめようと思う事はありますか?音楽をやっていなかったら、何をしていたと思いますか?
やめようと思うことはありませんが、これを生業にするのをやめたいと思うことはあります。年々思います。音楽をやってなくて、身体も五体満足だったら、もっと日常的に身体の動かせる仕事をしたかったです。

― 今後の予定を教えてください。
直近で、明日はNTくんのレコーディング。それ以降は色んな即興演奏やライブ、9月から年末にかけてはまたマームとジプシーとあれやこれやする予定です。つまり、いつも通り、やれることを一生懸命やるつもりです。



ライブ情報

石橋英子×マームとジプシー presents
藤田貴大の「The Dream My Bones Dream」

2018/9/21(金) Shibuya WWW
Open 19:15 / Start 20:00
adv.¥4,000 + 1D

演出: 藤田貴大 (マームとジプシー)
バンド:石橋英子、ジム・オルーク、ジョー・タリア、須藤俊明、波多野敦子、山本達久

出演:成田亜佑美
映像:召田実子

ticket:一般発売:7/7(土)10:00
チケットぴあ【Pコード:121-961】http://t.pia.jp/ ※電話予約あり:0570-02-9999
ローソンチケット【Lコード: 76386 】http://l-tike.com/search/?lcd=76386
e+ http://eplus.jp/the-dream-my-bones-dream/

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  • 2018.07.04 On Sale
  • PECF-1155 / felicity cap-283
    [CD] ¥2,500 with tax

<TRACK LIST>

  • Prologue: Hands on the mouth
  • Agloe
  • Iron Veil
  • Silent Scrapbook
  • A Ghost In a Train,Thinking
  • The Dream My Bones Dream
  • Tunnels to Nowhere
  • To the East
  • Epilogue: Innisfree
VIDEO


PROFILE
石橋英子Eiko Ishibashi
石橋英子、ニューアルバム「The Dream My Bones Dream」発売記念 メンバーインタビュー

茂原市出身の音楽家。いくつかのバンドで活動後、映画音楽の制作をきっかけとして数年前よりソロとしての作品を作り始める。その後、4枚のソロアルバムをリリース。ピアノをメインとしながらドラム、フルート、ヴィブラフォン等も演奏するマルチ・プレイヤー。シンガー・ソングライターであり、セッション・プレイヤー、プロデューサーと、石橋英子の肩書きでジャンルやフィールドを越え、漂いながら活動中。最近では長谷川健一、前野健太、トンチ、オウガ・ユー・アスホールの作品に参加。またソロライブと共に、バンド「石橋英子withもう死んだ人たち(ジム・オルーク、須藤俊明、山本達久、波多野敦子)」としても活発にライブを行う。

http://www.eikoishibashi.net/
https://twitter.com/Eiko_Ishibashi

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  • PECF-1086 / felicity cap-189
    [CD] ¥2,200 with tax
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  • 2018.07.04 On Sale
  • PECF-1155 / felicity cap-283
    [CD] ¥2,500 with tax

<TRACK LIST>

  • Prologue: Hands on the mouth
  • Agloe
  • Iron Veil
  • Silent Scrapbook
  • A Ghost In a Train,Thinking
  • The Dream My Bones Dream
  • Tunnels to Nowhere
  • To the East
  • Epilogue: Innisfree
VIDEO