[収録曲]
01. Prologue: Hands on the mouth
02. Agloe
03. Iron Veil
04. Silent Scrapbook
05. A Ghost In a Train,Thinking
06. The Dream My Bones Dream
07. Tunnels to Nowhere
08. To the East
09. Epilogue: Innisfree
石橋英子、4年間の歳月を費やしたオリジナル・アルバム「The Dream My Bones Dream」が誕生。
シンガーソングライター、プロデューサー、マルチプレイヤーとして、日本をはじめ世界中で活躍し、高い評価を得ている音楽家、石橋英子。2014年、前作「car and freezer」を国内および米・シカゴの名門レーベル"Drag City"からワールドワイドリリースした後、さらなるフィールドへ活動の幅を広げている。
2016年春にリリースした"Merzbow"とのDUO作品がRolling Stone誌<Best Avant Albums of 2016>に選出され、同年秋に5か国を巡るヨーロッパツアーを実施。日本のみならず、海外でもその活動が注目された。映画・ドラマのサウンドトラックも数多く手掛け、映画「アルビノの木」では、シネルファマ・リスボン・インターナショナル・フィルム・アワーズで最優秀音楽賞を獲得。
また前野健太のプロデュースをはじめ、坂本慎太郎、ジム・オルーク、七尾旅人、星野源など多くのアーティストのレコーディングやライブに参加し、さらには劇団"マームとジプシー"の音楽を担当するなど、彼女の底知れぬ才能に魅かれた人々と新たな世界を作り上げた。
さらに、新たな面々とのコラボレーションが、この作品の魅力となっている。2曲目"Agloe"では中国人シンガーソングライター、程璧(チェン・ビー)が石橋英子の日本語詞を元に中国語詞を書き上げ、初めて中国語で歌うことを試みている。そして8曲目"to the east"は、劇団マームとジプシー「ΛΛΛ
かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと」の再演(2017年)の音楽を担当した際、クライマックスに使用された楽曲が本作品のために新たに録音された。このような新たな要素を含む楽曲を、ジム・オルークの細やかで大胆なミックスによって磨きをかけ、さらなる高みへと導いている。