“ロットバルトバロンの氷河期”
<TRACK LIST>
~咲き乱す音の中より初桜~ 陽春の候、フェリシティより二人ぼっちのデビュー。
そう、この新しい鐘の響きは、ここ東京から世界に発信する初々しくも壮大な夢。ビッグベンで時代の音を鳴らせ!『ロットバルトバロン』の幕は開き、新たなバディ・ムービーはいよいよ第一章へ。
既に熱狂的なファンを獲得し始めている新世代の2人組バンド『ROTH BART BARON』。自主でリリースされた2枚のEPがdisk unionやJET SETなどから多大な指示を受け完売。サマソニ、来日アーティストのサポートを始め、多くの注目イベントに出演。今年1月にNYツアーを成功させ、SNSなどで海外から反響を得ているなど境界線のない、精力的な活動にも目が離せません。そんな周囲の期待も高まる中、いよいよ完成したデビューアルバムは東京で生きる若者の感情から、遠く離れた海外の空気までをも時代の感覚として取り込んだ、新風を吹き込むマスターピースとなりました。
アルバムのミックスはThe National, Sufjan Stevensなどを手がける新進気鋭のエンジニアJonathan Lowが担当。数曲は同じフィラデルフィアのスタジオでKurt Vile、War on Drugs、Sharon Van Ettenなどを手がけるBrian McTearがプロデュース/録音。彼らからも「このプロジェクトはすばらしい経験だった」と賛辞をもらうほど濃密な時間を過ごし、ロットバルトバロンが思いを馳せていた音の世界が彩られていきました。管楽器・グロッケンなど多種多様な楽器を使って作り出す壮大なサウンドスケープはFleet Foxes、Bon Iver、Grizzly Bearなどを彷彿とさせます。また、Vo.三船の少ない言葉から紡ぎだされる歌詞はファンタジックな童話の様でもあり、作品全体に通底する豊かな生命力を感じさせる。サウンドでは海外との繋がりを感じさせながらも、当たり前に母国語で綴られ、温かい感情を纏った言葉が、味わい深いメロディに乗ることにより独創的なポップ・ミュージックになっています。
『ロットバルトバロンの氷河期』という章から始まる、グリム童話の様に2人の若者から描かれた物語。どこか懐かしくもキラキラしたこの音を聴いていると、流氷に反射した希望の光に包まれているようです。氷の上から感じる新しい春の香りをお楽しみください。
<録音>
Brian McTear / 須藤俊明
<ミックス>
Jonathan Low
<ゲストミュージシャン>
西池達也(鍵盤) / 田中一徳(trumpet) / 大田垣正信(trombone) / 須藤俊明
三船雅也 (vo/g)、中原鉄也 (dr) による東京を拠点に活動している2人組フォーク・ロック・バンド。2014年に1st AL『ロットバルトバロンの氷河期』をフィラデルフィアにて制作、以降カナダ・モントリオールや英・ロンドンにてアルバムを制作。2019年11月に4th AL『けものたちの名前』を発表し、< Music Magazine >ROCK部門第3位を始め多くの音楽メディアにて賞賛を得た。
またサマソニ、フジロックなど大型フェスにも出演。活動は日本国内のみならず US・ASIAにも及ぶ一方、独創的な活動内容と圧倒的なライブパフォーマンス、フォーク・ロックをルーツとした音楽性で世代を超え多くの音楽ファンを魅了している。2018年よりロットバルトバロン・コミュニティ"PALACE"を立ち上げ共にプラネタリウムでライブを開催するなど、独自のバンドマネージメントを展開。2020年5月30日には自身最大規模の公演となる"めぐろパーシモン大ホール"でアルバムレコーディングメンバーを中心に15人が舞台に集うツアーファイナル公演を行う。
また2度目のノミネートに加え ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文主宰"APPLE VINEGAR MUSIC AWARD 2020" にて大賞を受賞。
http://rothbartbaron.tumblr.com/
<TRACK LIST>