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2016.11

  • 2016.11.18 (金)
  • EVENT

前野健太

[前野健太×窪美澄「性を書くこと・裸になること」] at 東京

maeno_kenta_600 映画『変態だ』(前野健太主演)公開&『よるのふくらみ』(窪美澄著)文庫刊行記念トーク

会場:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
東京都新宿区矢来町67
http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01fwk0yh0ym1.html
http://www.lakagu.com/

時間 19:00~20:30

受付開始時間 18:30~

料金 2000円



  • 2016.11.18 (金)
  • EVENT

前野健太

[前野健太×窪美澄「性を書くこと・裸になること」] at 東京

maeno_kenta_600会場:神楽坂 la kagu(*トーク)

映画『変態だ』(前野健太主演)公開&『よるのふくらみ』(窪美澄著)文庫刊行記念トーク

2016/11/18(金) 19:00~20:30
受付開始時間 18:30~
料金2000円

la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
東京都新宿区矢来町67
http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01fwk0yh0ym1.html
http://www.lakagu.com/

  • 2016.11.17 (木)
  • EVENT

ROTH BART BARON

[Lucy Rose Japan Tour 2016] at 東京

ROTH BART BARON_600 会場:新代田 FEVER

open 19:00 / start 19:30

adv 4,800yen +1d

※三船雅也 solo での出演になります

  • 2016.11.16 (水)

サイプレス上野とロベルト吉野

サイプレス上野自身がヒップホップから学びとってきた、「考え方」と、それを元に培ってきた「体験」が注ぎ込まれた、初の単著が登場!

サイプレス上野ヒップホップブームを迎えた今、本当の意味で文化としてのヒップホップを定着させるべく放たれた、渾身の日本語ラップ解説書兼自伝的書籍!
ヒップホップは音楽だ。でも考え方でもある。その考え方は、この人生をどうにか面白く生き抜くために、すげー必要だ。この国では、これまで、ヒップホップは茶化されたり、恐れられたりもしてきた。なんなら、遠巻きから面白半分に眺められてきた。でも、チャラい人のものでも、恐い人のものでも、貧乏な人のものでもない。決して特別なものではない。父親が公務員で、日本中によくあるような郊外に住み、地元の中堅私大に通った普通の俺にだって、というか、日本にローカライズされたヒップホップの思想は、俺が体現している…! と、ヒップホップ夜間中学、永遠の在校生サイプレス上野が綴る、ヒップホップの「学び」がつまった半生記!


【概要】

ジャポニカヒップホップ練習帳 著 / サイプレス上野ジャポニカヒップホップ練習帳
著 / サイプレス上野


2016年11月21日発売
四六判 240ページ / 1512円(税込) 

[各章紹介]
1 ドリームランドの街で暮らす ―文化を〝サンプリング〟することが大切
2 HIPHOP ミーツ 俺 ―外に出ないと〝フレッシュ〟なものに出会わない
3 TITLE-Bで初めての〝パケ〟 ―ヒップホップは業の肯定である
4 「さんピンCAMP」と「大LB夏まつり」
 ―誰にも似ない、自分にしかできないことをやる
5 真心込めて歌った応援歌には何をしたって勝てませんわ!
 ―どんな失敗や後悔もネタにできる
6 学校生活よりも「柵の外側」へ ―内側から〝ヤバいスメル〟を出す
7 「俺がサ上、奴がロ吉 ドリームハイツの面汚し」
 ―音楽と地元の友達は整理する必要なんてない
8 シーンの主流から遠く離れた場所で ―話題の中心だけが、その物事の本質じゃない
9 ドリームランドの閉園 ―フッドからの恩は、フッドに返す
10 『ヨコハマジョーカー』発売と「建設的」
 ―培った知識を、自分らしいかたちで使いこなす
11 『ドリーム』発売と『BLAST』休刊
 ―「上手/下手」を超越する瞬間が、ヒップホップにはある
12 『WONDER WHEEL』発売と佐藤さんとの別れ ―別れによって、覚悟を決めることがある
13 We are ZZ ―クルーは音楽だけの繋がりじゃなくて、家族だ
14 ラッパー、ヤサを買う ―大人には溜まり場も仕事場も必要
15 『YOKOHAMA LAUGHTER』と『MUSIC EXPRES$』発売
 ―「自分が何者か、どうしたいのか」と迷うことも重要
16 〝ヨコハマシカ〟とマッチョくん ―フックアップされるのではなく対等になるまで、上がる
17 語弊招いてもアイドルとやる ―ラッパーとしての矜持と、真っ裸な自分という矜持を持つ
18 ロベルト吉野の活動休止 ―俺達はグループじゃない。個と個の繋がりなんだ。
19 復帰作『コンドル』の発売 ―音楽に「確かめ算」なんか必要ない
20 『フリースタイルダンジョン』の功罪 ―どんな娯楽でも〝ナレッジ〟が必要だ
21 「あいつ何者? その言葉通りなるぜ何者」 
―「みんな同じ気持ちを抱えてるんじゃないか」ってことの証明

  • 2016.11.15 (火)

おとぎ話

おとぎ話、話題の最新アルバム「ISLAY」を引っさげて全国6ケ所をまわる待望のレコ発ワンマンツアーの 詳細が発表!本日11/15より先行予約開始!

おとぎ話 / OTOGIVANASHIOTOGI HEADS UNITE!

今夜が最高!100%本領発揮。
話題の最新アルバム「ISLAY」を引っさげて全国6ケ所をまわる待望のワンマンツアー。
最高のロックンロールバンドが繰り広げる白熱のライヴ。
スーパーリッチなフレイヴァーを是非ご堪能ください。

※全公演、本日11月15日22:00から先行予約受付開始です。


ニューアルバム「ISLAY」リリースツアー <FLAVOUR OF ISLAY>

≪オフィシャルサイト先行≫
受付URL : http://eplus.jp/otogivanashi-web/
受付期間 : 2016.11.15(火) 22:00 ~ 2016.11.27(日) 23:00

■ 2017.04.08(土) @仙台 FLYNG SON
開場 18:00 開演 18:30
前売り ¥3,300 当日 ¥3,800 D代別

■ 2017.04.14(金) @福岡 UTERO
開場 18:30 開演 19:00
前売り ¥3,300 当日 ¥3,800 D代別

■ 2017.04.15(土) @広島 4.14
開場 18:00 開演 18:30
前売り ¥3,300 当日 ¥3,800 D代別

■ 2017.04.28(金) @名古屋 今池 TOKUZO
開場 18:00 開演 19:00 D代別
前売り ¥3,500 当日 ¥4,000

■ 2017.04.30(日) @大阪 十三 FANDANGO
開場 17:30 開演 18:00
前売り ¥3,500 当日 ¥4,000 D代別

■ 2017.05.14(日) @東京 渋谷 CLUB QUATTRO
開場 17:00 開演 18:00
前売り ¥3,500 当日 ¥4,000 D代別

◆ おとぎ話 HP ⇒ http://otogivanashi.com/

【アルバム概要】

名称未設定-1おとぎ話『ISLAY』

2016.10.26 Release
PECF-1142 felicity cap-259 / ¥2,600+税

[収録曲]
01. JEALOUS LOVE
02. ブルーに殺された夢
03. TEENAGE KIXX
04. セレナーデ
05. 蒼い影
06. YUME
07. DREAM LIFE
08. 天国をぶっとばせ
09. 太陽の讃歌
10. めぐり逢えたら
11. 夜明けのバラード
全11曲収録

  • 2016.11.15 (火)
  • EVENT

おとぎ話

[おとぎ話ニューアルバム「ISLAY」リリースパーティ <New Moon,New Moon ~ドラマとドラマ~>] at 東京

otogi600会場:Shibuya WWW

LIVE : おとぎ話 / ドレスコーズ

OPEN 18:15 / START 19:00

チケット:¥3,000 SOLD OUT

オフィシャル先行予約
受付URL : http://eplus.jp/otogivanashi-hp/ (PC・モバイル共通)
受付期間 : 2016.08.19(金)20:00 ~ 2016.08.28(日)23:00

チケット :
チケットぴあ (0570-02-9999)
ローソンチケット (0570-084-003)
e+

詳細:VINTAGE ROCK std.

  • 2016.11.15 (火)
  • EVENT

Homecomings

[Helsinki Lambda Club『ME to ME』Release Tour “From ME to YOU”]at 愛知

Homecomings_600 会場:愛知・池下CLUB UPSET

LIVE:Homecomings / Helsinki Lambda Club / PELICAN FANCLUB、and more…

開場:18:30 開演:19:00

前売:2,500円 / 当日:3,000円 (ドリンク代別途)

詳細:Helsinki Lambda Club HP

  • 2016.11.14 (月)

サイプレス上野とロベルト吉野

「サイプレス上野とロベルト吉野」による、新日本プロレス1.4東京ドームのオフィシャル・テーマソング『GET READY』が堂々の完成! トレーラー映像を緊急公開!!

サイプレス上野11月14日(月)、新日本プロレス初の試みとして話題を呼んだ、「サイプレス上野とロベルト吉野」制作、『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』のオフィシャル・テーマソングがついに完成!!
そのトレーラー映像がYouTubeで本日公開された。新日本プロレスワールドでも追って公開となる。
注目のタイトルは『GET READY』!
熱狂的プロレスファンのサイプレス上野らしく、東京ドームに相応しいスケール感、そしてレスラーたちのファイティングスピリットが表現された重厚なリリックを熱いラップで聴かせてくれる。
また、今回の作曲・プロデュースを担当したのは、数々のヒップホップアーティストに曲を提供しているトラックメーカー・CHIVA from BUZZER BEATS for D.O.C。
インパクトのあるソリッドなベース&ギターは山嵐、OZROSAURUSの武史。そこにロベルト吉野の入魂のスクラッチが加わりヒップホップ・ファン必聴の1曲に仕上がっている。
この『GET READY』は11月中旬より、1.4東京ドームのテレビCMや試合会場、さまざまなプロモーションにおいて、幅広くオンエアー。
普段プロレスに触れることのない音楽ファンにも、この『GET READY』の世界観を『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』でぜひ体験してもらいたい。

◆ 新日本プロレスワールドはコチラから
http://njpwworld.com/


◆『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』 オフィシャル・テーマソング/『GET READY』サイプレス上野とロベルト吉野(予告編)⇒ https://youtu.be/Y7FA5538c7g



『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』オフィシャル・テーマソング

WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドームサイプレス上野とロベルト吉野
「GET READY」

Lyrics : サイプレス上野
Music : CHIVA

Produced by CHIVA from BUZZER BEATS for D.O.C

Bass, Guitar : 武史 (山嵐, OZROSAURUS)
Scratch : ロベルト吉野

Recorded by yasu2000 at big turtle STUDIOS
Mixed by SHIMI from BUZZER BEATS (D.O.C.) at NEW WORLD STUDIO,shibuya
Mastered by Kimken at kimken studio

◆ 新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』公式サイト
http://wrestlekingdom.jp/

  • 2016.11.14 (月)

Homecomings

Homecomingsの恒例Xmas企画ゲストバンド発表!アルバムからの第二弾7インチカット決定!

Homecomings_600Homecomingsが今年のXmasシーズンまっただ中に開催する自主企画イベント"BASEBALL SUNSET"のゲストバンドを発表!12/23(金・祝)東京・渋谷WWW公演にYogee New WavesとCAR10、12/25(日)愛知・名古屋Live & Lounge VioにHAPPYとAnd Summer Clubが出演します。12/24(土)クリスマスイブ開催の京都MUSE公演は地元では初のワンマンライブとなりますのでお見逃しなく。チケットは現在プレイガイド等にて発売中。

また最新アルバム『SALE OF BROKEN DREAMS』から「PERFECT SOUNDS FOREVER」の7インチ・アナログカットが決定!カップリングにはレーベルメイトでもあるHANDSOMEBOY TECHNIQUEによるリミックスを収録。これまで彼がリリースした2枚のアルバム『ADELIE LAND』(2005年) 『TERRESTRIAL TONE CLUSTER』(2009年)をメンバーが高校時代から愛聴、本楽曲を制作する上で大きな影響を受けたそうで相性抜群の仕上がりとなっています。期間限定でフル試聴を公開しましたのでぜひ!



homecomings_flyer■イベント情報
Homecomings presents "BASEBALL SUNSET"

Vol.1
2016.12.23 (金・祝)
東京・渋谷WWW
with Yogee New Waves / CAR10

OPEN:17:15 START:18:00
前売¥3,300
問い合わせ: HOT STUFF PROMOTION / Doobie(03-5720-9999 / doobie-web.com)

Vol.2
2016.12.24 (土)
京都・京都MUSE
ONE-MAN LIVE
OPEN:17:15 START:18:00
前売¥3,000
問い合わせ:SMASH WEST(06-6535-5569 / smash-jpn.com)

Vol.3
2016.12.25 (日)
愛知・名古屋Live & Lounge Vio
with HAPPY / And Summer Club

OPEN:17:30 START:18:00
前売¥3,300
問い合わせ:JAIL HOUSE(052-936-6041 / www.jailhouse.jp)


psf_7inch_jacket■アナログ情報
Homecomings - PERFECT SOUNDS FOREVER (7")
A: PERFECT SOUNDS FOREVER
https://youtu.be/nO3K2bIQEKs
B: PERFECT SOUNDS FOREVER (HANDSOMEBOY TECHNIQUE REMIX)
https://soundcloud.com/secondroyal/homecomings-perfect-sounds-foreverhandsomeboy-technique-remi/s-M3srV

※期間限定でフル試聴公開中!

アーティスト:Homecomings
タイトル: PERFECT SOUNDS FOREVER

品番: EMF-078

レーベル:SECOND ROYAL RECORDS / felicity
仕様:7inch Analog
価格:1,300円+税
発売日:11月25日

EMF-078 / 7inch ANALOG / 45rpm
2016 SECOND ROYAL RECORDS / felicity
- 1,300YEN + tax

  • 2016.11.14 (月)

やけのはら / 七尾旅人

七尾旅人presents百人組手番外篇 『Amazónes』開催決定!

七尾旅人 『Amazónes』新宿LOFT 40TH ANNIVERSARY DRIVE to 2100にて七尾旅人presents百人組手番外篇 『Amazónes』の開催が決定。
演奏中に次々届くAmazonの箱から飛び出す未知の楽器や非楽器を用いて繰り広げられる即興演奏に反応しアマゾネスが乱舞する。LOFTサブフロア<オフラインステージ巌>では伝説のシンガーソングライター国府達矢による初ワンマンライブ、3時間!

七尾旅人 presents 百人組手番外篇『Amazónes』詳細ページ ⇒ https://1fct.net/schedule/s-event/post-5511

新宿LOFT 40TH ANNIVERSARY DRIVE to 2100
七尾旅人presents百人組手番外篇『Amazónes』


2016.11.30 (水) at 新宿LOFT
OPEN 18:00 / START 19:00

出演者 :
七尾旅人
kan sano
MCシラフ
山本達久
加藤雄一郎
ハラサオリ
やけのはら
国府達矢

<イベント概要>

殺人的な速度で世の中は流れて行く。あれほど騒がれた事件さえ1週間も経てば忘れ去られ、再び話題に上ることもない。ヘリパッド移設問題で大混乱中の高江や、また、熊本、石巻、南相馬などの被災地を巡っているうちに、もう11月。今年が終わろうとしている。世間の、これらの土地への関心も、どんどん薄れているように思う。日本アンダーグラウンドの生き証人である地引雄一さんにオーガナイズを委ねられたDRIVE to 2100まで、ふと気づけば一ヶ月を切った。ネットで注文した楽器は翌日にもう届いてくる。タッチパネルを操作すればなんでも手に入る。書籍、食料品、抗うつ剤、防弾チョッキに至るまで。でも、だからなんだ?そのことによって人類が音楽を作り続けるための鈍い痛みが軽減されたわけではない。私たちのエモーションにお急ぎ便はない。速度に抗え。私たちは互いの時差に引き裂かれながら、この速度を光に変えよう。

★LOFTメインフロア<オンラインステージ光>では演奏中にAmazonから次々に届く未知の楽器、日用雑貨などを取り入れながら生え抜きのプレイヤー達による鬼気迫るセッション。そのサウンドに反応し、アマゾネスに扮したダンサー、ハラサオリがパフォーム。

★LOFTサブフロア<オフラインステージ巌>では伝説のシンガーソングライター国府達矢による初ワンマンライブ、3時間!

ADV ¥3500 / DOOR ¥4000
[チケット] チケットぴあ (Pコード:314-512)・ローソンチケット (Lコード:75570)・e+・LOFT
※DRIVE TO 2100 4DAYS通し券(11/29,11/30,12/1,12/2の4公演)あり
¥10,000 e+のみで販売中!


【七尾旅人】

七尾旅人 / Tavito Nanaoシンガーソングライター。これまで『911fantasia』『リトルメロディ』などの作品をリリースし『Rollin' Rollin'』『サーカスナイト』などがスマッシュヒット。2016年7月に初となるライブ映像作品であり、ほぼ新曲のみで構成され、「CDというフォーマットでは収め切れなかったニューアルバム」ともいえる、3時間に及ぶ最新作『兵士A』をリリース。唯一無二のライブパフォーマンスで長く思い出に残るステージを生み出し続けている。即興演奏家としても、全共演者と立て続けに即興対決を行う「百人組手」など特異なオーガナイズを行いアンダーグラウンド即興シーンに地殻変動を与え続ける。その他、ビートボクサー、聖歌隊、動物や昆虫を含むヴォーカリストのみのプロジェクトなど、独創的なアプローチで歌を追求する。開発に携わって来た配信システムDIY STARSを使って【DIY HEARTS東日本大震災義援金募集プロジェクト】や、世界中の貧困地域、紛争地域から作品を募り流通回路を開く【DIY WORLD】も開設。手料理のレパートリーは玉子かけご飯のみ。犬が好き。

【kan sano】

kan sanoキーボーディスト/トラックメイカー/プロデューサー。
バークリー音楽大学ピアノ専攻ジャズ作曲科卒業。在学中には自らのバンドでMonterey Jazz Festivalなどに出演。

キーボーディスト、プロデューサーとしてChara、UA、大橋トリオ、RHYMESTER、佐藤竹善、Madlib、Shing02、いであやか、青葉市子、Seiho、韻シスト、Nao Yoshioka、Ovall、mabanua、須永辰緒、七尾旅人、Monday Michiru、羊毛とおはな、片平里菜、Hanah Spring、COMA-CHI、Twigy、アンミカ、Monica、ゲントウキ、Eric Lauなどのライブやレコーディングに参加。
また新世代のビートメイカー、プロデューサーとして国内外のコンピレーションに多数参加する他、LION、カルピス、CASIO、NTT、ジョンソン、日本管理センターのCMやJ-WAVEのジングル、AnyTokyo 2015の会場音楽など各所に楽曲を提供。
さらにSoundCloud上でコンスタントに発表しているリミックス作品やオリジナル楽曲がネット上で大きな話題を生み、累計40万再生を記録。また、トラックメイカーとしてビートミュージックシーンを牽引する存在である一方、ピアノ一本での即興演奏でもジャズとクラシックを融合したような独自のスタイルで全国のホールやクラブ、ライブハウスで活動中。

【MCシラフ】

MCシラフヴォーカル、ギター、トランペット、スティールパン、ピアノなどさまざまな楽器をこなすマルチ・ミュージシャンであり、今の東京のインディ・ミュージック・シーンで注目を集める存在のひとり。自身のバンド、ザ・なつやすみバンド、片想い、うつくしきひかりはもちろん、ceroやoono yuuki、VIDEOTAPEMUSIC、NRQなどさまざまなバンドへの参加・サポートなどで活躍。

【山本達久】

山本達久1982年10月25日生。drummer。
2007年まで地元山口県防府市bar印度洋を拠点に、様々な音楽活動と並行して様々なイベントのオーガナイズをするなど精力的に活動し、基本となる音楽観、人生観などの礎を築く。
現在では、ソロや即興演奏を軸に、Jim O'Rourke/石橋英子/須藤俊明との様々な活動をはじめ、カフカ鼾、石橋英子ともう死んだ人たち、坂田明と梵人譚、プラマイゼロ、オハナミ、NATSUMEN、石原洋withFRIENDSなどのバンド活動多数。ex.芸害。
青葉市子、UA、カヒミ・カリィ、木村カエラ、柴田聡子、七尾旅人、長谷川健一、phew、前野健太、ヤマジカズヒデ、山本精一、Gofishなど歌手の録音、ライブサポート多数。
演劇の生伴奏・音楽担当として、SWANNY、マームとジプシーなど、主に都内を中心に活動。
2011年、ロンドンのバービカンセンターにソロパフォーマンスとして招聘されるなど、海外公演、録音物も多数。

【加藤雄一郎】

加藤雄一郎サックス奏者。
NATSUMEN・L.E.D.での活動を中心に、Yuichiro Kato名義で3枚のソロアルバムを発表。Ableton Liveで鳴らすトラックの上で自由にサックスが歌うシンプルなスタイルのソロライブを各地で行っている。
また、Calm・曽我部恵一・Hotel New Tokyo・矢沢永吉・miya takehiro・ANIEKY A GO GO ! といった様々なアーティストのレコーディングやライブにも参加するなど、多くのミュージシャンが信頼を寄せるサックス奏者としても知られている。

【ハラサオリ】

ハラサオリダンスパフォーマー/美術家/モデル
ベルリン・東京在住
東京都出身。
幼少よりクラシックバレエ、モダンバレエを、大学にてデザインを学び、2012年より東京とベルリンを拠点に作家活動を開始。その静物的佇まいと、動物的躍動感を兼ね備えた身体性を活かし、振付や即興によるパフォーマンスを制作。日本、ドイツ、ギリシャ、スペインなどで発表を重ねる。
サイトスペシフィックな環境におけるモノとしての身体の在り方を考察しながら、日常的な人間の運動や所作から振付をおこし、パフォーマンスとして体現。さらにそれを映像やドローイングなどの手法でも表現する。

出演 : MV 「goodbye girl」 (CRCK/LCKS)、番場秀一監督作品「東京音℃ /TOKYO ONDO -BEATS AND TEMPERATURES- 」、シアタープロダクツ「under」、他
http://www.halasaori.com/

【やけのはら】

やけのはらDJ、ラップ、トラックメイカー。『FUJI ROCK FESTIVAL』、『METAMORPHOSE』、『KAIKOO』、『RAW LIFE』、『SENSE OF WONDER』、『ボロフェスタ』などの数々のイベントや、日本中の多数のパーティーに出演。2009年に七尾旅人×やけのはら名義でリリースした「Rollin' Rollin'」が話題になり、2010年には初のラップアルバム「THIS NIGHT IS STILL YOUNG」をリリース。2012年には、サンプラー&ボーカル担当しているバンドyounGSoundsで、アルバム「more than TV」をリリース。2013年、セカンドアルバム「SUNNY NEW LIFE」をリリース。DJとしては、ハウスやディスコを中心としたロング・セット、またTPOに応じた幅広い選曲でフロアを沸かし、Stones Throw15周年記念のオフィシャルミックス「Stones Throw 15 mixed by やけのはら」など、数多くのミックスを手がけている。雑誌「POPEYE」でのコラム連載や、YUKI、でんぱ組.inc、中村一義などを手がけるリミキサーとしての活動も行っている。
http://yakenohara.blog73.fc2.com/

【国府達矢】

国府達矢1973年 京都生まれ。
1999年 MANGAHEADとして4枚のシングル、1枚のアルバムをリリース。
2001年より 国府達矢としてライブ活動を開始。
2003年 国府達矢『ロック転生』をリリース。
2007年より 女性歌手 salyu に楽曲提供開始。
2011年 salyu×salyu『s(o)un(d)beams』に2曲作詞で参加。
2011年 ロックブッダ シングル『+1Dイん庶民』をリリース。
2017年 数枚のアルバムリリースを予定している。

  • 2016.11.13 (日)
  • EVENT

前野健太

[ 前野健太 デビュー9周年記念公演 『歌手だ』 ] at 東京

maeno_kenta_600会場 : 東京・赤坂 草月ホール

OPEN 16:15 / START 17:00

出演 : 前野健太デビュー9周年記念バンド with AMAZONS

料金 : 1日券 4,500円

プラチナチケット(2日通し券) 10,000円 ★デビュー9周年記念CD 付き★
※枚数限定 / 「引き換え券」の発券となり、公演当日に入場券と引き換えになります。※

★HP特別先行予約★
受付URL : http://w.pia.jp/t/maenokenta/
受付期間 : 2016年8月18日(木)20:00~2016年8月28日(日)23:59
受付席種 : 指定席、プラチナチケット(2日通し券)

チケットぴあ 0570-02-9999 http://t.pia.jp/ (Pコード:308-178 / 2日通し券:782-398)
ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード:75915)
イープラス http://eplus.jp (一般用URL : http://eplus.jp/maenokenta16e/ )
楽天チケット http://r-t.jp/maenokenta

2016年9月10日(土)チケット一般発売

詳細:前野健太 デビュー9周年記念公演 特設ページ
   HOT STUFF PROMOTION/Doobie

  • 2016.11.13 (日)
  • EVENT

DORIAN

[出発] at 東京

会場:KATA

LIVE:
VIDEOTAPEMUSIC
Lantern Parade(solo)
CARRE
odd eyes

DJ
Dorian
strawberrysex

START 18:00

料金 2000円

  • 2016.11.13 (日)
  • EVENT

HALFBY

[-SPACE KELLY JAPAN TOUR-] at 京都

halfby_600 会場:京都 METRO

LIVE:
SPACE KELLY
カジヒデキ
and more

DJ:
HALFBY
HANDSOMEBOY TECHNIQUE

FOOD:
SONGBIRD COFFEE

詳細:京都メトロ

  • 2016.11.12 (土)
  • EVENT

前野健太

[ 前野健太 デビュー9周年記念公演 『歌手だ』 ] at 東京

maeno_kenta_600会場 : 東京・赤坂 草月ホール

OPEN 17:15 / START:18:00

出演 : 前野健太
ゲスト : Chage

料金 : 1日券 4,500円

プラチナチケット(2日通し券) 10,000円 ★デビュー9周年記念CD 付き★
※枚数限定 / 「引き換え券」の発券となり、公演当日に入場券と引き換えになります。※

★HP特別先行予約★
受付URL : http://w.pia.jp/t/maenokenta/
受付期間 : 2016年8月18日(木)20:00~2016年8月28日(日)23:59
受付席種 : 指定席、プラチナチケット(2日通し券)

チケットぴあ 0570-02-9999 http://t.pia.jp/ (Pコード:308-178 / 2日通し券:782-398)
ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード:75915)
イープラス http://eplus.jp (一般用URL : http://eplus.jp/maenokenta16e/ )
楽天チケット http://r-t.jp/maenokenta

2016年9月10日(土)チケット一般発売

詳細:前野健太 デビュー9周年記念公演 特設ページ
   HOT STUFF PROMOTION/Doobie

  • 2016.11.12 (SAT) 〜 11.18 (FRI)
  • SPECIAL

七尾旅人

[兵士A上映] at 大阪

七尾旅人兵士Aポスター会場:大阪・第七藝術劇場
〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町1-7-27

日程:2016年11月12日(土)~11月18日(金)
★11月12日(土)河合宏樹監督の舞台挨拶あり★

上映時間18:10(1日1回上映)
料金:当日のみ一般1,800円 専門・大学生1,500円 中・高1,000円 シニア1,100円
★招待券不可、各種割引サービス対象外

info: 06-6302-2073 http://www.nanagei.com/ (第七藝術劇場)

  • 2016.11.11 (金)

HALFBY

元祖TPP*、HALFBY「innn HAWAII」発売1周年記念。 ハワイ(太平洋)への愛に溢れた新曲「The Wonderful World of ALOHA」の公開!

halfby_6001周年だョ!全innn集合

出逢いはスローモーション、もしくはスローバナナ!?
2度目なら少しは器用に応えたい。
アロハとせつなさがクロスするセカンド・ラブは素晴らしき世界。

元祖TPP*、HALFBY「innn HAWAII」発売1周年記念。ハワイ(太平洋)への愛に溢れた新曲「The Wonderful World of ALOHA」の公開です。HALFBY(高橋孝博)によるカットアップ&コラージュのイメージビデオと併せてお楽しみ下さい。

*TPPとは(Takahashi-Pacific Partnership)の略称です。


◆ HALFBY - The Wonderful World of ALOHA
https://youtu.be/zdK1TxazV3k



【リリース情報】

HALFBY『INNN HAWAII』HALFBY『INNN HAWAII』

2015.11.11 On Sale
PECF-1129 / felicity cap-242
CD / ¥2,500+税
レーベル:felicity

[収録曲]
01. A.L.O.H.A
02. Welcome To Old Island
03. Birdsong
04. Plate & Cola
05. Pearl Harbor
06. A.L.O.H.A 02
07. Rover
08. Slow Banana feat. Alfred Beach Sandal
09. Mauna Kea Night Sky feat. Electric Sisters
10. Hula Girl
11. Sweet Kamehameha
12. Morning Glass Coffee feat. VIDEOTAPEMUSIC
13. Kids feat. Alfred Beach Sandal

  • 2016.11.09 (水)

前野健太

前野健太×みうらじゅん TOKYO MX TV & Abema TV <せいこうユースケトーク!>に出演決定!

前野健太×みうらじゅん映画「変態だ」の企画・原作のみうらじゅんと主演の前野健太がいとうせいこう、ユースケ・サンタマリアがあらゆる職種やジャンルのゲストたちを招き、リラックスしたムードで本音をさらけ出しおしゃべりする番組<せいこうユースケトーク!>に出演決定!
MX TVの前編放送は本日11月9日20:00から。ぜひご覧ください。

今週末に前野健太はデビュー9周年記念公演 『歌手だ』at 赤坂・草月ホール2DAYSも控えている。
第一夜はソロ篇としてChageさんをゲストに迎え、第二夜はバンド篇として8人編成の記念バンドで登場します。
両日ともに一夜限りの特別公演、こちらはチケット絶賛発売中。安齋肇デザイン9周年グッズも必見です!!


<せいこうユースケトーク!>放送日

【ワイド版】AbemaTVにて2016年11月13日(日)22:00~放送!
【セレクト版】TOKYO MXにて2016年11月9日(水)20:00~前編放送!
2016年11月16日(水)20:00~後編放送!

◆ 前野健太 デビュー9周年記念公演『歌手だ』特設ページ
https://maenokenta-9th.tumblr.com/

前野健太 デビュー9周年記念公演『歌手だ』前野健太 デビュー9周年記念公演『歌手だ』

会場 : 東京・赤坂 草月ホール

日時 :

第一夜
2016年11月12日(土)
開場 : 17:15 / 開演:18:00
出演 : 前野健太
ゲスト : Chage

前野健太 デビュー9周年記念公演『歌手だ』第二夜
2016年11月13日(日)
開場 : 16:15 / 開演:17:00
出演:前野健太デビュー9周年記念バンド with AMAZONS
前野健太(ヴォーカル・ギター)
三輪二郎(ギター)
Shige(ベース)
POP鈴木(ドラム)
あだち麗三郎(サックス・パーカッション)
AMAZONS 斉藤久美・大滝裕子・吉川智子(コーラス)

料金 : 1日券 4,500円

プラチナチケット(2日通し券) 10,000円 ★デビュー9周年記念CD 付き★
※枚数限定 / 「引き換え券」の発券となり、公演当日に入場券と引き換えになります。※

チケット :
チケットぴあ 0570-02-9999 http://t.pia.jp/ (Pコード:308-178 / 2日通し券:782-398)
ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード:75915)
イープラス http://eplus.jp (一般用URL : http://eplus.jp/maenokenta16e/ )
楽天チケット http://r-t.jp/maenokenta

チケット発売中

info : HOT STUFF PROMOTION/Doobie 03-5720-9999 http://doobie-web.com/

◆ 前野健太 "変態か" (Official Music Video)
https://youtu.be/dNwU6hHoDXY



【CD情報】

みうらじゅん×まえのけんた / 変態だみうらじゅん&前野健太
映画『変態だ』音楽全集


2016.11.23 Release
PECF-1143 / ¥2,400+税
全24曲+α

2016年、衝撃度NO.1!映画『変態だ』×みうらじゅん×前野健太。
安齋肇初監督作品となる青春ロックポルノムービー『変態だ』のオリジナルサウンドトラックが映画未収録曲を加え、豪華参加陣による『変態だ』音楽全集としてリリース決定!

【7inch情報】

変態か/Kill Bearみうらじゅん&前野健太
『変態か/Kill Bear』


2016.11.03 Release ※レコードの日
HSC-0030
SPACE SHOWER MUSIC / HMV SINGLE CLUB
※HMV SINGLE CLUBからの発売になります。
定価:1,700円+税

[収録曲]
white side: 変態か
black side: Kill Bear(Eng Ver.)

  • 2016.11.09 (水)
  • EVENT

七尾旅人

[X POINTS.] at 東京

七尾旅人 / Tavito Nanao会場:渋谷・WWWX

OPEN / START 18:00

出演:OL Killer / 七尾旅人 / TOKYO HEALTH CLUB / AKLO / DJ:MACKA-CHIN

一般発売: [チケットぴあ]10/29(土)、[e+]10/26(水)
チケットぴあ[P:314-838] / e+

INFORMATION: WWW X 03-5458-7688

  • 2016.11.08 (火)

おとぎ話

おとぎ話"ISLAY"座談会(後編)

おとぎ話"ISLAY"座談会(後編)

聞き手/おとぎ話1号
写真/タイコウクニヨシ

前作『CULTURE CLUB』から、約1年9か月ぶりに待望のニューアルバム『ISLAY(アイラ)』を発表するおとぎ話、アルバム発売を前にメンバーによる座談会を敢行!
前作で「すべてをやりきった」男たちが、たどり着いた新境地とは? すべてを語った特別インタビュー(後編)をお届け!!

■『セレナーデ』は、最終的に“自分たちなりのサザンオールスターズ”っていう解釈でやったんです(牛尾)

4:『セレナーデ』

― 『セレナーデ』も、非常に重要な曲だと思うんですけど、『JEALOUS LOVE』がJ-POP的なアプローチだとしたら、こっちは歌謡曲的なアプローチを狙っていて凄いなと。
有馬 コレは最初から、「サザンオールスターズみたいにつくろう」と言ってた曲で。でも、メロディがサザンぽくても、やっぱりおとぎ話になっちゃったというか。

― ただ、もの凄くフレッシュですね。「うわ! おとぎ話、そんなことやっちゃうんだ!」という驚きもあるし。
有馬 そういう風に聴いてもらうほうが絶対いいと思うし。それぐらいライトに聴いてほしい感じはあるかな。
牛尾 ただ、曲自体はわりと前からあったんですよ。で、有馬の作る曲としては、ボクが知る何パターンかの中の1パターンの凄いイイ曲って感じで。「ああ、コレね。わかるよ。スゲーいいよ」という感じで(笑)。

1

― 「また、スゲーの書いてきたな」みたいな。
牛尾 何も考えずに演奏してもそれなりにできちゃったと思うけど、もったいなくて。でも、今回のアルバムには絶対入れたかったから、みんなでサザンを聴いて、ホントに“それっぽく”やろうとしたんですよ、リズムから上モノから研究して。でも、けっこう難しかった(笑)。
有馬 メッチャ大変だったね(笑)。
牛尾 でも、「難しい」と思うまでは徹底的にやったうえで、できる範囲でやろうと。一回、ギターロックぽくやってもみたけど、「やっぱりサザンみたいな感じでやりたいね」となって。最終的に、自分たちなりのサザンオールスターズという解釈でやったんですね。

― そういう印象は凄く伝わってきますね。
牛尾 結果、いままでにはない曲の仕上がりにはなったかなと。個人的に、今回のアルバムでは、音楽的な成長や曲の響かせ方という部分では、『JEALOUS LOVE』とこの『セレナーデ』が軸になってると思いますね。
有馬 なんか、最終的に「TEENAGE FANCLUBみたいになったな」って思うんだよね。
牛尾 ウン。結果的にそうなっているのがいいよね。俺なんか、音源を聴いて思ったのは、「ああ、weezerがサザンやってるみたいで最高~!!」って感じで(笑)。
前越 なんか「俺たちの知らないアメリカのバンドが勝手にサザンにあこがれて、サザンを耳コピしてる」って感じだよね(笑)。

■俺がおとぎ話のファンだったら、このイントロだけでヨダレが出ますよ(前越)

5:『蒼い影』

― 次は5曲目の『蒼い影』。これもイントロが流れてきた瞬間のインパクトが強烈です(笑)。
前越 たしかに、この曲が始まると「ウヒョ~!」となりますね。俺がおとぎ話のファンならこのイントロだけでヨダレが出ますよ(笑)。
有馬 この曲が入っていることで、より“名盤感”が増してる感じはするね(笑)。

― 歌謡感のある『セレナーデ』と続けて聴くと、A面とB面のみたいなセットになっている気もして。
有馬 たしかに古の日本の歌謡レコードのB面みたいな感じはありますね。でも、コレもホントいい曲だと思いますねえ……(しみじみと)。

2
■このアルバムは、こういう真ん中の流れが……マジでソツないんだよ(有馬)

6:『YUME』

― で、6曲目と7曲目は、『YUME』と『DREAM LIFE』がセットになってる“夢”2部作という感じで。コレも「ドリーミン! ドリーミン!」という唄い出しがインパクトがあって。
有馬 いきなり「ドリーミン!」の連呼ですから(笑)。でも、この曲がココにあるのも、ホントにイイ感じなんだよなあ……。
牛尾 なんていうか……いいロックバンドのアルバムの中盤には “こういう曲”が必ず入ってるんだよ。
有馬 なんかね、こういう真ん中の流れが……マジでソツないんだよ(笑)。
メンバー ハハハハ! 
有馬 いままでなら「ここにこの曲が入っている意味が……!」みたいな話をしてたんですけど。今回のアルバムは、「ココにこの曲が入ってるのって、我ながら憎いな~」みたいな風に思えるところが、おもしろいというか。

― それは『CULTURE CLUB』とはだいぶ違いますよね。
有馬 違いますね。『CULTURE CLUB』は曲ごとの意味とかをスゲー語れちゃうんですけど。今回は「コレはこうなった」としか言えないというか……。歌詞に関していえば言いたいことも言ってるし。『YUME』はロマンチック系・おとぎ話の凄くいい歌詞だと思いますけど。

7:『DREAM LIFE』

― で、7曲目が『DREAM LIFE』。まさしく「ドリームの二段構え」で。
前越 『YUME』のケツで、「ドリーミン! ドリ~ミン!!」って終わったばっかなのに、すぐに「ドリ~ム・ライフ♪」って始まるんだもん。流れで聴いてるとクセになる(笑)。
有馬 結果的にこうなっただけなんだけど、ヤバいよね。同じことを言い続けるってのは(笑)。

― この『DREAM LIFE』は、お得意のビートルズマナーという感じで。
有馬 そうですね。『I FEEL FINE』のリフを拝借してるんですけど。
前越 途中で、某プログレバンドのリフも拝借してるし。そこも聴く人が聴けばすぐわかる(笑)。
牛尾 まあ、サンプリングだよね。おとぎ話流のサンプリング・ミュージックという感じで。

3
■わかる人には、「コレって人間の真理じゃない?」みたいな歌詞が書けたなと(有馬)

8:『天国をぶっとばせ』

― 8曲目。いよいよ本格的に終盤に入って行く感じの『天国をぶっとばせ』です。
有馬 『天国をぶっとばせ』は、けっこう重要な曲かもしれない。割と新機軸な曲でもあるし。
牛尾 さっきも言ったリズム隊だけで成立してる、象徴みたいな曲だよね。いままでは「こういうイメージ」と言ってもなかなかできなかったけど、今回は演奏面でも達成できているし、前ちゃんと風間くんが凄くがんばってくれたなと。
有馬 あと、サビの歌詞がじつは今回の中で一番気に入ってるんですよ。自分の言いたいことが言えてるというか。わかる人には、「コレって人間の真理じゃない?」みたいな歌詞が書けたなと。

― 「天国行き チケットはソールドアウト となれば悪魔と出逢うディスティニー あらそいの中で生まれる ラヴ&ピースにゃ興味がないな」とか「明けるわけない僕らのボアダム 満足したい君のディザイア 離れ離れになりたくないなら 今すぐ口づけをしちゃいなよ」っていうサビの部分ですね。
有馬 ウン。説教臭くないのに説教しているみたいな歌詞が書きたくて。時代を反映しているというか、変わらない不満みたいなモノをうまく書けたかなと。
牛尾 ロックンロールぽさや切なさもあるし。外国のバンドの日本語訳の歌詞にこういう感じってあるよね。

■じつは、この曲が一番おとぎ話っぽい。どう考えても一番、この4人っぽい演奏なんですよ(有馬)

9:『太陽の讃歌』

― 9曲目が『太陽の讃歌』。かなりクライマックス感がある。前作の『AURORA』みたいなタイプの曲で。終盤のインスト展開もドラマチックです。
有馬 ボクは「この曲が一番、おとぎ話っぽいな」と思ってて。もちろん唄モノとか“おとぎ話印”な曲はほかにもあるんだけど。どう考えても『太陽の讃歌』がこの4人っぽい演奏なんですよ。
前越 なんか、大学の時のおとぎ話ってこういう感じだったね(笑)。俺はほかのバンドだったけど、学祭で対バンした時に見たおとぎ話がこんな感じで。
有馬 なんかプログレっぽい感じの、モロにこういうバンドだった(笑)。だから、演奏しててホントに楽しいんですよ。ただ、こういうタイプの曲をレコーディングする時って、いままでその時に出てきたアレンジに頼ったりしてたじゃない?
牛尾 ああ、いままでのレコーディングではね。
有馬 でも、今回は正しく“スタジオ録音”って感じになっているのがいいなと。たとえば『AURORA』の時は「スタジオで思い切りライブしようぜ!」みたいな感じだったじゃない。「魂こもってなかったら意味ないぜ!」「演奏しながら泣こうぜ!」みたいな。
風間 完全に、根性論的な感覚でやってたよね。
有馬 とくに『太陽の讃歌』みたいな曲は「全部、ぶっこもうぜ!」となりがちだったんですけど、今回は七割五分みたいな感覚で演奏してるから、かなりクールなんですよ。そこも凄くいいなと。

4

■みんなでやることを一個づつ減らして。なるべくシンプルな音の響かせ方にして、メロディを際立たせていった(前越)

10:『めぐり逢えたら』

― 10曲目が、今回のハイライトと言える『めぐり逢えたら』。英語タイトルだと、この曲が『ISLAY』というタイトルナンバーなんですね。
前越 それ今日ツイートしたんですけど、チェック早いっすね(笑)。

― 凄い名曲だと思うし、「おとぎ話のフィールドでまた金字塔を作ったな」という印象があります。
有馬 まさにそうですね。ただ、『めぐり逢えたら』は、もともと山戸(結希監督/『おとぎ話みたい』)ちゃんから、「『溺れたナイフ』という映画の挿入曲を作ってください」というオファーがあってつくった曲で。この曲自体は、偶然の産物なんですね。ただ、それをアレンジする過程で「よくぞ、こういう仕上がりになったな」と。
前越 でも、いろいろ試してはいたよね。weezerとか、チューリップみたいなアレンジもあったし。

― 『JEALOUS LOVE』や『セレナーデ』がイメージににじり寄っていく作業だとしたら、この『めぐり逢えたら』は模索しつつ構築していく作業というか。
有馬 そうですね。最初は、「最近の洋楽のバンドがやってるポップスみたいな」とか、「シンセポップみたいな」って話もあった。でも、結果的に凄くアコースティックなイイ感じに仕上がっていて。
牛尾 途中、THE POLICEの「見つめていたい(Every Breath You Take)」みたいなって話は出てたよね。ああいう落ち着いた、音数が少なくて大人なスタイルもいいなと。
前越 スタジオのロビーで、牛尾がTHE POLICEを聴いてたのを聴かせてもらって、「めっちゃカッコいいやん、コレ!」って盛り上がったり。そういうテイストは残ってるかな。

― バラードという意味では、『WHITE SONG』に近いような印象もあるけど、やっぱり新機軸な感じが強いですね。
有馬 そこは、アレンジに対する考えが昔とまったく違うので。だから、『めぐり逢えたら』は“新章・おとぎ話”なんですよね。反面、メロディとか、おとぎ話がおとぎ話でしかない部分も残ってるし。
前越 レコーディングでは、音数を最小限に抑えようと、ミニマムに作ってましたね。みんなやることを一個づつ減らして。なるべくシンプルな音の響かせ方にしてメロディを際立たせていくという方法論で。
有馬 とくに牛尾なんて、この曲はギターの手数をメッチャ我慢してるよね?
牛尾 まあ、納得したうえで我慢してますね(笑)。

― ただ、オファーから生まれた曲という部分では、歌詞は映画や原作を意識してますよね。
有馬 そこは山戸ちゃんからの発注を忠実に守って。そのイメージのままですよ。「田舎に住んでた女の子が、地元に好きな人がいるんだけど、そいつを捨てて出てくる曲作ってください!」って言われたんで、「ウ、ウン!」みたいな(笑)。

― リクエストにはシッカリ応えようとして。
有馬 でも、昔から「好きな人は違う場所にいるんだけど、空は繋がっている」みたいなモチーフは凄く好きなんですよ。「そういう曲をつくってみたい」と思ってたからつくれてよかったし。『JEALOUS LOVE』しかり、いまこういうフィクションの歌詞でガンガン曲がつくれているのが、凄く楽しいですね。

5

■ある意味、『夜明けのバラード』がアルバムの中で一番エモい曲かもしれない(牛尾)

11:『夜明けのバラード』

― 締めくくりは、『夜明けのバラード』。エンディングを飾るのにふさわしい曲というか。
牛尾 今回の中で、この曲を一番最後に作ったんだよね。
有馬 そう。全部、曲が出そろった時に、「もう一曲、絶対に必要だな」と思ってて。それもあって『夜明けのバラード』は一瞬でつくれましたね。曲が出そろってるから「最後に言いたいこと」も明確に出てきたし、曲調も一緒に出てきた。最終的に「人生って大変だよねえ」みたいな曲に仕上がってよかったなと(笑)。
牛尾 ある意味、メッセージ的にはアルバムで一番エモい曲かもしれない。
前越 俺は、この曲のレコーディングは『AURORA』の時と近い感覚はあったね。
有馬 でも、この曲ですら極力、脱力して録音してたよね。前ちゃんなんか(エンジニアの吉田仁さんに)「そんなに強く叩くな!」みたいに言われてたしね。

■よく解散しなかった。普通のバンドなら、『CULTURE CLUB』作ったら解散するよ!(有馬)

― こうしてお話を聞いていると、ホントに作り方や録り方が一変してますね。
牛尾 そうですね。しかも、今回のアルバムって驚くほど客観的に聴けるんですよ。
有馬 ああ~、わかる! いままで、いい意味でおとぎ話って熱量が高すぎる部分があって。レコーディングの頃を思い出すと、1年間くらい聴けないような期間があったんだけど。でも、今回はタイムラグなしでメッチャ聴けてるね。
牛尾 今回は凄く俯瞰的に見れてますね。……なんかね、表現ってあまりにも意気込んで作ると、出来上がるモノが少し違ってくるじゃないですか?

― ああ、ちょっと意気込みが空回りしてしまうような感じで。
牛尾 だから、今回はいい意味で力を抜いて作れたのかなと。普段の俺らの感じが無理なくパッケージングできた、素直に出せてるんじゃないかなと。そういう意味で「今でしょ!」と思ったのかもしれない(笑)。
メンバー ハハハハハ!
有馬 ようやく「今でしょ!」の謎が解けたね(笑)。
前越 俺も今回は初めて……たとえばBECKの『オディレイ』でもなんでもいいけど、それと一緒に聴き比べられるんですよ。。
有馬 ああ~、わかる!!
前越 いままで、俺の中ではBECKとおとぎ話は完全に別モンだったんだけど。でも、今回のは初めて一緒に聴ける。
有馬 ……まあ、いままでもそういうつもりで作ってたし。そういう名盤をつくってきたつもりだったけど。たしかに、今回はそういう感じで聴けるよね。
風間 結果的に、いままでと比べると、もの凄くクールなアルバムになってるよね。
有馬 ただ、いままでやってた手法をここまで変えたというのは……。やっぱり “やりきったから”だと思いますよ。というか、よく解散しなかったと思うよ? 普通のバンドだったら、『CULTURE CLUB』をつくったら解散するよ!(笑)。
メンバー ハハハハハ!
有馬 それまでやってきた表現をあそこで全部やり切ったんだもん。だから、いま聞くとホント泣けるし(笑)。で、そのあとにつくるべきアルバムをシッカリつくったってのは凄いこと。ホントよくやったよ。
風間 まあ、そこも自然な流れではあったんだけどね。
有馬 ただ、よくぞ自然な流れにもってきたなって。普通はこうはならないもん。ホントに、キャリア15年やってきて、前ちゃん入ってもう10年以上、牛尾が入って12年以上? アルバム7枚出してきたバンドが8枚目にしてたどり着く境地じゃないよ(苦笑)。普通は、2枚目くらいじゃない?
牛尾 いや、4枚目くらいじゃない?(笑)。
有馬 4枚目くらいか(笑)。でも、そう考えると凄いよ。
前越 いや~、俺たちタフだよ!(笑)。
有馬 スッゲー、タフだよね(笑)。

■聴けば聴くほど熟成されるアルバムなんで、何度もいっぱい聴いてほしいですね(風間)

― 最後になりますが、今回の『ISLAY』はリスナーにどういう風に届いてほしいですか? では有馬くんから。
有馬 う~ん。いままでは少し作為的な感じで「こういうところに届くだろうな?」って感じもあったけど、今回はまったくわからない(笑)。「なるようにはなるんだろうな」という感じはあるけど。
牛尾 俺もすでにこのアルバムは自分のモノという感じがあまりしないというか。フワーッとした俯瞰的な感覚なんで。有馬の言った「なるようになる」というのに近いですね。
前越 サラッと聴けるアルバムだし。そこからユックリ味わえる、凄く素敵なアルバムなんで。まずはサラッとも聞いてほしいですね。

― じゃあ、前回の座談会同様、今回も締めは風間くんでお願いします。
風間 ハハハ! まあ、タイトル同様、聴けば聴くほど熟成されていくアルバムなんで、いっぱい聴いてほしいし。一回じゃわからないかもしれないんで。とりあえず買ってもらって、何度も聴いてほしいなあ~と思いますね。……こんな感じで、大丈夫ですか?

― 大丈夫です! 今回も長い時間、ありがとうございました。

  • 2016.11.05 (土)
  • EVENT

Homecomings

[SHIBUYA TSUTAYA presents Scramble Fes 2016] at 東京

Homecomings_600 会場:渋谷TSUTAYA O-EAST

出演:Homecomings / OGRE YOU ASSHOLE / D.A.N. / TENDOUJI / TOKYO HEALTH CLUB / Nulbarich / never young beach / Yogee New Waves and more

開場:13:00 開演:14:00

前売:3,980円 (ドリンク代別途)

詳細:Scramble Fes 2016

MONTHLY
CATEGORY
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